いつもそこにあるもの

好きな人たちを好きなように応援していたいと願うただのひねくれオタク。そんな私の主に現場の記録とか彼らに対する思いとか。良い感情も悪い感情も残します。

忘れないよ、コインロッカー・ベイビーズ2018

「暑いなぁ…」

 

「暑いねぇ…」

 

 

今年の夏は異常な暑さだった。

私は、コイベビのせいだったんじゃないかと今も思っている。

 暑くて、じめじめして、不快指数半端ない舞台だった。

 

とてつもなく今更ですけど、一応感想残しておきます。

 

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ちなみに初日から3日間(河合ハシ・橋本キク)のみを観劇した時の私のブログはこちら。

 

kuroneko-stars.hatenablog.com

 

(ブログ空けずに書く!!って言っておいて大千穐楽から2か月…あ、仕様ですw)

 

 

 

 

今年の夏、コインロッカー・ベイビーズという舞台に出会った。

2年前の初演時はまだファンではなく観劇出来なかったので、再演が決まった時は飛び上がった。

 

とんでもない作品に出会ってしまったなぁ、と思っています。未だに。

最初に観た日からコイベビのことが頭を占め、隙があればずっと考えてたり、曲が頭をループしてたり、ずっと「コイベビ脳」でこの夏を過ごしました。

だいぶ和らぎましたが、今もまだフとした時に脳内でセリフが出てきたり、曲が流れてきたりして、ハシとキクのことを考えて、会えないことに寂しくなってしょんぼりしたり、めそめそしたりしています…。

 

観れば観るほどしんどい舞台で、疲れるし、悲しいし苦しいし、何の幸せも救いも無いのに、完全に中毒状態でした。

 

私、一応河合担なのですが、新しい河合くんに出会った気がした作品でした。

河合くんの演技って、私は去年ののど自慢とジャニーズ伝説しか知らなかったので、

全然種類も雰囲気も違って…

最初ハシを演じる河合くんを赤坂で観て、儚くて悲しくて弱々しい河合くんに驚いた。

間違いなく彼は少年の瞳だった。

二幕の頭、「僕はスター」って唄う河合ハシが、キクに面会に行って島に帰った話をする河合ハシが、大嫌いで大好きだった。

私の解釈が間違っていなければ、「僕はスター」と唄っている時のハシは、「自分が勝ち組だ」と思っていて、「幸せになれる」と思ってるように見えた。キクはあんな状況なのに…

面会で島の話をするハシは、悪意無く、純粋に、キクを見下しているように見えた。悪意無く見下すって日本語も変だけど…

だから私の中ですっごい嫌な奴で、だから愛おしかった。この感情は上手く説明出来ない...

で、その後ハエの話になる。

その前に舌を切っているし、鞭持って暴れてるんだけど、劇中で本当に河合くんのハシが狂い出したのはここからに、私には見えた。

客席に降りて来た時の河合くんの目が本当に怖かったし悲しかった。

東京公演、結構前の方の座席だったので、目の前であの目をする河合くんを見てるのが辛かった。

 

でね、大阪では河合ハシは見られなくて、1か月以上空いて富山で見たんだけど、なんかちょっと変わってた気がしたな。

東京で初日から3日間観たハシより、ちょっと大人になった感あった。公演重ねる中で、なんか解釈変わったのかなー?って。

それがちょっと寂しくもあって、最後に消化し切れなかった部分だったんだけどね。

ただ、その代わり、富山公演は「青い舌」が素晴らしかった。

私、東京で観た時、あちこちで大絶賛されてる河合くんの「青い舌」あんま好きじゃなくて。

いや別に嫌いでもないんだけど、単純に私が求めている河合郁人のテイストじゃないので、特に何とも思わなかったんです。

でも、富山で最後に観た河合ハシの「青い舌」は、ダンスがとても美しくて、妖艶で、綺麗だなぁ…って思って、初めて好きだなと思ったんです。

そこは、多分東京で観てた時のハシはすごく幼く見えてて、幼いハシが歌う「青い舌」が私の中であまりしっくり来なかったけど、富山でちょっと大人になったから、ハマったのかなーって思ってる。

いやもう、個人的なね、主観の話だけど!

 

キク役の河合くんはね、なんだろね、見た目イケメンだったんだけど(髪型好きすぎてw)、なんかやっぱ悲しかったなぁ。

ひしひしと伝わってくる怒り…。

強すぎて、可哀想だった。

 

逆に、はっしーはね、キク役で先に観て、はっしーの歌の表現力に驚いた。

「和代」とか「隠された壁」とか、はっしー、歌でこんな表現できたの!?って…。

鳥肌立ちました。

どちらも辛い辛いシーンだけど、橋本キクを観る時はこの2曲を一番期待して観てたな。

初日に「隠された壁」を聴いた時の衝撃が忘れられず、このシーン観る度号泣だった…。

でも橋本キクは、優しかったね。怒りのシーンは別だけど、基本声色が優しかった。アネモネに対しても、ハシに対しても。

はっしーらしさが出てた。その優しい空気がまた悲しいんだけど…(結局)

河合キクは哀しい怒り、橋本ハシは優しい怒りって感じだった。

 

ちなみにはっしーの演じるハシは、しんどかった…w

河合ハシは、後半に入るにつれて狂っていくんだけど、橋本ハシは、もうなんか最初から狂ってた。

大阪・富山公演は特に。

大阪公演観た時、東京で観た橋本ハシより、幼くなった?って最初は思ったんだけど、違うわ…既に狂ってるんだ…と思い至りました。

「僕ね、狂ったわけじゃないんだ」って言ってる時から既に。

これが2年まえから演じているはっしーのハシなのだなぁ、と思った。

 

 

そして何よりこの舞台で面白かったのは、Wキャストならではの、それぞれのハシ、それぞれのキクが見られたこと。

基本は同じ台本のはずなのに、演じる人間が変わるだけでこんなに役って変わるんだなぁ…って、舞台の深さ、演技の深さを見せられた。

 

アネモネがキクに面会に来て、「仕事持ってないとキクに会えない」ってアネモネが言った時に、ハッと顔を上げる河合キクと、それをしない橋本キクとか。

 

ダチュラを忘れてないのね!」のアネモネにうなづく河合キクと、スッと行ってしまう橋本キクとか。

 

批評家たちの言葉に対して「消えろ!」と叫ぶ河合ハシと「消えろよ…」と呟く橋本ハシとか。

 

2人それぞれ全然違うキクとアネモネのキスシーンとか。

 

他にも色々あるけど、どれも細かいことだし、それぞれの違いが何を意味するのか、その答えは河合くんとはっしーの中にしか無くて、観てる側はそれぞれ個人の解釈になってくるから人によって受け取り方には差があるだろうけど。

そういう小さな動きの違いや、各セリフの声色の違いが、それぞれのハシとそれぞれのキクを創っているのだなぁと思うと、とてもこのキャスト入れ替えは深かったなぁ、と思いました。

 

あと、これは何となくだけど、セリフを台本に忠実に演じているのは河合くんの方なのかな?って勝手に思いました。

キクが薬島に跳ぶシーン、アネモネが「跳ぶとこ撮っていい?」って言うのに対して河合キクは「何故」、橋本キクは「なんで」って言う。

ハシがキクに面会に来るシーンの最初、二ヴァとキクが話しているところにハシが飛び込んで来たところで、河合キクは「二人きりにしてくれないか」、橋本キクは「二人きりにしてくれ」って言う。

すんごい細かい違いでしか無いんだけど、何度観ても同じだったんですよね。

河合くんの「何故」とか「してくれないか」って言うのは、河合くんの普段の話し言葉とはちょっと違うかなー、と思うので、ということは、台本がこうなのかな?って。

どっちが良いとか悪いとかは思ってないんだけど、それぞれの性格かな?って思いました。

 

 

そして、私は原作を読まずに最初3公演観に行き、そこから原作買って読み始めたものの、なかなか読む時間が取れず、結局完全に読み終えたのは富山公演前だったんですが、

原作を読んで「なるほど!」と思った部分もあったり、舞台だけ観た時の自分の解釈と原作の表現が違ってて驚いたり、色々面白かったです。

一番驚いたのは、二ヴァが「貴方の子どもは死なないわよ」って言った(歌った)シーンかなぁ。

私は舞台を観ている限りでは、とても愛に溢れたシーンだと思ったんですね。

ニヴァがとてもハシを愛しているからこそ出てきた言葉なのだと。「ハエになった貴方を踏み潰すわ」という言葉も敢えて含めて、愛だと。

でも、原作を読んで本当に驚いた。ニヴァは「愛していない」と感じて出てきた言葉だと書いてあったので。

実際に演じていたシルビアさんが、どんな気持ちで歌っていたのか、聞いてみたい部分ではありますね。

 

あと、薬島でのシーンで、タツオが「薬買って来よう」って言うところ、舞台では完全に良くない薬の方だと思って観ていたのに、原作ではケガをしたキクの為に薬を買いに行く描写だったのでビックリして、でもあの舞台のタツオの雰囲気だととても治療薬を買いに行くようには見えないぞ…と思ってたんですけど、その謎は福士くんのブログで明かされてましたね。

どちらの解釈でも良いと言われた、と。

そんな細かい点も面白かったな。

 

それにしても原作は舞台以上に壮絶だった…出てくる登場人物、誰も幸せじゃないんだもん…。

私の中で、和代さんは、舞台観てる限り普通の中流家庭、もしくは富裕層の普通のお母さんで、余裕を持って2人を引き取ったのだと思っていたのに、実は全然そうじゃなくて…。

とても辛い幼少~青春時代を過ごしているのに驚いた。

あと、亡くなり方も。

これは劇中、キクはアネモネには「ホテルのベッドで死んだ」って言うのに、ハシには「通行人に突き飛ばされて頭打って死んだ」って言うから、ちょっと、ん??って思って、何なら矛盾を感じていたんだけど、

原作読んで明らかになったその過程がキツ過ぎた…。全然矛盾してなかった…。

それと同時に描かれるハシを探す間にキクに起こった出来事も、キクは和代さんの傍で和代さんの死に直面しなければならなかったことも、全部キツい。

原作読んでから舞台で聴く「和代」は、より悲痛で辛かったです。

Dもニヴァもアネモネも、ちゃんとみんな過去が原作には書かれていたけどみんな何かしらを抱えた人生歩んでて…それを悲しい、辛いと思うかどうか自体、本人次第なのだろうけど…読んでいて苦しかった。

 

あと、舞台には登場しない、ハシとキクのお父さん。

これも原作辛かった…。

舞台終盤のプールサイドにいるDに会いに行くシーン、急にハシがサングラスかけて出てくるから、何?あ、芸能人だから?くらいに思って見てたけど、あのサングラスがお父さんにあげる為の物だったって分かった時は震えました…。

ミルクもね。面会のシーンでミルクは元気だったってハシは言うけど、元気は元気だけど、実は人に貰われていたし。

まぁ舞台にお父さん出てこないので、お父さんはいるのかな?いないのかな?って分からないまま観てたし、和代さん亡くなってミルクはどうしていたんだろう?とか、そこまではさすがに思考が行ってなかったんだけど、

原作読んでたらお父さん出てきたから、てっきりミルクはお父さんと居ると思って読み進めていたのに…。

 

脱獄してからのダチュラを探すキクとアネモネの話も壮絶でしたね。

仲間がいたことも驚きだったし、それなのに、そこでもまた失うのか、キクは…と…。

もうこの辺になってくると呆然としながら読んでました。

 

舞台のラスト、ハシが両手繋がれているシーンだけはよくわからないというか、何が起こっているのかわからなくて、ニヴァを殺して捕まった…?でも、じゃあ、ハシも脱獄したってこと?それにしてはそうはっきりはわからない描き方で…なんか抽象的な描写なのかなーと思って観ていたんだけど、

ニヴァは死んでなかったんですね。それにも驚いたし、ハシは病院に入れられていた、と。で、そこから飛び出した世界はキクが粉々に叩き潰した世界だった、と。

ここは原作読んでやっとクリアになりました。

 

ちょっとあまりにも語彙力無さ過ぎて「壮絶」とか「辛い」とか同じ言葉しか出てこなくてモヤモヤするけども、

でもまぁこうして原作と舞台を対比させながら観ていると、よく出来た舞台だったなぁと思いました。

勿論原作の全てを2時間の舞台で描くことは不可能で、その中で、繋がりとか、話の持って行き方とか、基本的には原作読んでなくてもわかるような流れが、上手かったなぁと思います。

自分が感じたことと原作が違った部分もあるけど、ラストのハシの置かれたシチュエーションが分かりづらかった以外は、舞台だけ観て自分が感じた観方でも良かったのだろうなぁ、と思えるし。

まぁ原作から入った人にはまた別の思うところもあるでしょうけど…。

 

あと、何と言っても音楽が良かった。

多分私が元々ギターロックとかそういう音楽が好きだから、気に入れたんだろうとは思いますが、もうあまりにも音楽から効果音からしっくり来すぎていて素晴らしかったです。

生バンド演奏もカッコよくて素敵でした。

 

主演以外のキャストさんもみんな大好きでした。

特にアンサンブルの方々のオープニングだとか、ダイバーのシーンだとか、ワニの国だとか、カッコ良かった。

私特に伊藤彩夏さんが好きで(単純に顔がタイプw)、伊藤さんの出てらっしゃるシーンは伊藤さんばっかり目で追ってました。かわいかった~♡

 

それから、アネモネで一番好きだったのは「殺してあげる」の歌かな。(「東京は沈むんだから」も捨てがたいけど)

とりあえずあの歌詞がね…すごいよね。

「生きているなら 抱いてあげる

 死んでいても 抱いてあげる

 死んだように生きるなら あたしあんたを殺してあげる」

こんなに深い愛の歌ありますか?初めて聴いた時、ゾクゾクしました。

山下リオさんの力強い歌声に毎回鳥肌立ちました。

 

あと、衝撃を受けたのが秋山大河くん。

私、ジュニアには非常に疎いので、なかなか覚えられなくて、少クラに出てる子たちをちょっとずつ何となく覚えていってるような状態で、

MADEってあんまり少クラ出ないじゃないですか…だから、河合くんが仲良いって言うから名前は知ってたけど、どんな子か全然わかってなくて。(ちなみに去年のえび座はえびメンバーでいっぱいいっぱいでした)

舞台最初観た時、タクシードライバーの役観て、「は?何?この子ジャニーズなの?ジャニーズにこんな演技出来る子いるの??」って驚いて、観終わってからそれが大河くんだって知って、他の役もあったけどなんせタクシードライバーインパクトがえげつなくて、毎回、気持ち悪いなぁ…って思いながら観てたんだけどw、

8月24日のMステA.B.C-Z回の時に、バックで踊る大河くん見て、ここで衝撃受けたんだよね。

えっ何?アイドルしてる時の大河くんってこんなに可愛いの!?!?と…。

もうそのギャップにめちゃくちゃ持っていかれたよね…。

ちなみに今はえび座で、気持ち悪い大河くんはいないけどw、可愛い大河くんとカッコいい大河くんに翻弄されてます。今一番気になるジュニアですね。

 

そんな色んな出会いもあったコイベビ。

今思い返しても、まだまだ中毒復活簡単に出来ちゃう恐ろしい舞台、コイベビ。

 

結局、私にとっては、観たり考えたりすると無限に落ち込んで病みまくる、全く元気になれない作品だった。

ジャニーズのアイドルが好きで観に行ってるのに、そういう意味の「キャーかっこいい!素敵!」が1個も無かった。

ウキウキワクワク一切しない。

なのに、何度観ても、もう1回、もう1回、ってなる。

これって、まさに中毒ですよね。

 

(ちなみに、他の衝撃が強すぎてキスシーンのインパクト、私的には薄めでしたw)

 

結局、最後誰も幸せにもならないし救いもない、としか私は思えなかった。

キクやハシが、幸せになって欲しいってこんなに願いながら観ているのに、どちらもそれを得られたようには私には見えない。

 

舞台後半、コインロッカーに捨てられて、隠された壁に閉じ込められていると叫ぶキクと、広い広いコインロッカーに捨てられて誰もいなくなってしまったと嘆くハシ。

2人の感覚は対極にあるってことなのか…と、何度か観劇した時に思い至ったのだけど(これも私の主観)、だからお互いの距離は縮まらない。それでも2人はお互いを必要とする。同じものを求めている。

キクは、ハシのこともあり、自分の母親のこともあり、世界を粉々に叩き潰すけど、叩き潰した結果、ハシは、そしてキク自身は救われたのか?私にはどうしてもそうは見えない。

アネモネという存在を得たことは少し救いかな~と思えるから、ハシよりはちょっとだけ良かったかな?とも思うけど…。

ハシは最後、新しい歌を見つけて終わるけど、それ以外を全て失ってしまったように見えるので、幸せになれるね!!!って全然思えないし…。

 

だから、何か、何度観ても、どういう気持ちで、どういう視線で観ればいいのか、最後まで正解のわからない舞台だったけど、今を精一杯、必死に生きなければならないな、とは毎回思った。

「生きる」こと自体が辛くて苦しいことだけれど、「生きている」以上、必死にならなければならないなー、と。

時には自分が閉じ込められている壁と向き合うことも必要だし、壁をぶち破る勇気も必要だし。

っていうのは綺麗事で、なかなかそんなうまくはいかないけどね。そんな気持ちを持つ力を貰った作品だった。

 

河合くんが、はっしーが、全キャストさんが、全身全霊で、ぶつかり続けて表現してくれた舞台だから、大切にしたいし、忘れたくないし、事あるごとに思い出したい作品だな、と思いました。

 

 

本当はね、大千穐楽はっしーだけは、私ちょっと受け入れられなかったのだけどね…。

もう日も経ってるからサラっとだけ書くけど。

ちょっと好き勝手にやり過ぎだった。

回を重ねるごとに、ハシを演じるはっしーが、のめり込んでいってるのはわかってたんだけど。

役にのめり込んで演じるっていうのと、好きなようにやるっていうのはちょっと違うと思うので…。

曲の大事なところで高音が出ないのもそうだし、変なところで勝手にセリフ入れるのもだし、他のキャストさんとのやりとりでセリフや動きが音楽におさまってないのも観てる方はヒヤヒヤしたし、言うべきところでセリフ言わないのも焦ったし、歌詞は間違えるし…。

一番冷めたのは、キクとの面会のシーン、ニヴァとキクが話してるところに来た時に、「ニヴァ、ごめん、出てって」って言ったところでしょうかね…。

何で勝手に「ごめん」とか入れちゃったの。

はっしーが、橋本良亮がハシなら、「ごめん」って言うのかも知れない。

でもそこは違うでしょ?って…。

たった一言のセリフがキャラクターを変えてしまうことだってある。

自分の解釈で役を自分の物にするのと、役を変えてしまうのは違うと私は思いました。

 

でも、キクを演じるはっしーは歌の表現力含めて私は素晴らしかったと思ってるし、東京公演で観たハシもとても良かったと思っています。

 

河合くんは、大千穐楽のキク役が一番素晴らしかったです。

ハシ役も良かったし、色々魅せられたけど、最終日にキクとして舞台に立つ河合くんは、役者として本当にカッコよくて、2年まえの公演を経て、今年のハシ役、キク役の回数を重ねて、その全ての集大成があの日あの舞台にあったのだろうと私には思えて、私は河合担としてとっても誇らしかったです。辛くて苦しくて怒りに満ち溢れていたけどその怒りにブレが無かった。最後は涙が止まりませんでした。

素晴らしいものを見せてくれて本当にありがとう。

 

そして、河合くんやはっしーを、A.B.C-Zを好きになったおかげでこんな素晴らしい作品に出会わせてくれたことも、本当に感謝です。

 

 

なんか、もう、うん。

時間経ちすぎて、別に放置してたわけじゃなくて、書きたいことあり過ぎて、まとまらなさ過ぎて、時間かけて書きすぎて更によくわからなくなってきて、

本当はもっと書きたいことあるけどうまく書けなくて、ものすごいグダグダだけど…。

そのくらいこの舞台に出会ったことは私にとって衝撃だったから、うまく書けなくても残しておかなくては!!!と思ったので、今更ながら投稿します…。

ハシとキクが大好きだった。そんな夏でした。

映像化、音源化、して欲しくてたまらなくて、もう定点カメラの資料映像でも良いのよ、お金出すから!!って感じではあるんだけど、それが叶わなくても、もし二度と会えなくても、きっと一生忘れません。ありがとう。

 

 

≪私の観劇公演≫

東京

7月11日 18:30公演(河合ハシ・橋本キク)

7月12日 13:30公演(河合ハシ・橋本キク)

7月13日 18:30公演(河合ハシ・橋本キク)

7月25日 13:00公演(橋本ハシ・河合キク)

7月26日 13:30公演・18:30公演(橋本ハシ・河合キク)

 

大阪

8月12日 11:00公演(2幕のみ)・16:00公演(橋本ハシ・河合キク)

 

富山

8月18日 16:00公演(河合ハシ・橋本キク)

8月19日 13:00公演(橋本ハシ・河合キク)

 

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