ジャニーズ伝説2019の話
今年も秋が終わりました。
ようやくABC座「ジャニーズ伝説2019」の話をします。
ちょっと時期的にほとぼり冷めたかと思うので、言いたい放題言ってます。すいません。(今年そういうの多いな)
結論から言うと、賛否両論だった。
世間の話ではなく、私の中での話。
でもなんとなく、行く前から、そうなりそうな気はしてたんです。
開幕数日前に、スポーツ報知に河合くんインタビューの大きな大きな記事が載りました。(あの大きさは嬉しかったねぇ♡)
結構ネタバレ載ってる、的なツイートを、新聞読む前に見たりもしました。
私は、ネタバレは極力避けて私的初日を迎えたいタイプだけど、公式なネタバレは積極的に摂取するタイプなので、普通に読みました。
公式なネタバレ(今回で言うと、開幕前に発売される新聞のインタビューでメンバーが話している)ということは、本人含めた制作側はそれを知った上で観にきてもらっても良いって思ってるってことだと私は解釈してるので。
そこで知った、ジャニーさん役が無くなったということと、2幕のメドレーがジャズアレンジじゃなくオリジナルになるっていう2点で、「あ、私観劇したらモヤモヤする気がする…」って既に思ってたんですよね。
でまぁ結果思った通りになったんだけど、別に今年のは悪かった!最悪!嫌い!って思ってるわけでもなくて、でも、めっちゃ良かった!素晴らしかった!最高!とも思えてないんですよね。
良かった!って思う部分もあるけど、うーん…っていう部分もある。
去年も一昨年も私の中では手放しに大絶賛だったくらい好きだったので、そういう意味ではちょっと残念だったかな。
一昨年は、タイミングを逃してしまったので感想ブログ残ってないけど、去年のは、5ヶ月経っても1万字以上書き記せるぐらいには私の心に残る作品だった。
(ちなみに5ヶ月経ったのは単に私の仕事が遅いせい笑)
今年の作品は、5ヶ月後には記憶が薄れまくって何も書けない気がする…。
まぁ、比べても仕方ないんですけどね。
オープニングは相変わらず大好きだった!
いつものオープニングの前に、河合くんからのインタビュー形式でのあおいさんのお言葉がありましたね。
「勇気を与えて欲しい。それが使命だと思うよ」
私たちが彼らに「使命」だなんて背負わせることは出来ないししたくないけど、あおいさんからのお言葉だからこそ意味があるし素敵でした。
そしていつものオープニング。
もうあの最初の音聴くだけでゾクゾクするし、ネオン管流れ行くの見るのワクワクするし、そして5人のシルエットが出るとこで私絶対泣く。笑
あぁ私、大好きなジャニーズ伝説を観に来たんだなぁってすごく昂るんだよね。
「We'reジャニーズ」のJr.の振付ちょっと変わった?記憶違いかもしれないけど。
今年もJr.メンバーで作ったのかなぁ。
でもねぇ、前半小っちゃい子たちだけで踊ってるじゃない。
いや、可愛いんだけど…良いんだけど…。
なんか心がざわざわしちゃって。
2コーラス目でMADEが顔出した瞬間に泣いた。
あぁ、MADEがいてくれてる…良かった…って。
MADEという存在の安心感、半端じゃなかった。
MADEとトラジャで固められてた去年・一昨年のジャニーズ伝説の安定感ってすごかったんだな、って実感した。
そんな初回観劇でした。
ところで「We'reジャニーズ」、来年以降やるならとりあえずまず「SnowMan」と「SixTONES」は入れないとダメだよね?入れるとこある?笑
「すのすと」とかになるのかな。
メンカラ衣裳着て「A.B.C-Z We're 5stars 新しい道を拓く」という歌詞を歌うところは、毎年聴いてるのに何度聴いてもグッときます。
そういえば今年のメンカラ衣裳変わってましたね。
燕尾服っぽい感じになって、色もみんなちょっとシックになってた。
なんかでも…燕尾服あんまり似合ってなか…った…ような…
色がシックになったのは好きでした!
そして5人の挨拶での恒例の五関様の「軌跡」笑
ずっと発音が疑問だけど安定してあの発音での「軌跡」
合ってるのかな~気になるな~。
そして本編スタート。
「こんにちは、戸塚です」って言われて吹いた。笑
公式ネタバレ摂取したから、とっつーがストーリーテラーなのはわかってるけど、「戸塚さん」なんですね、っていう。笑
野球シーンは、「中谷かっこいい~」のシーンが無くて寂しかった。河合担として。笑
チーム名の塚ちゃん、私が行った回は全部「板チョコアイス」で、レポ見ててもたまにアドリブあったっぽいけどほとんど「板チョコアイス」で、これも寂しかったなぁ。
去年まで毎回楽しみだったのに…。
映画を見に行くシーンでの、ジャニーズ4人の誰かしらがやる毎回のアドリブがあまりにちょこちょこし過ぎてわかりにくかった…。
まぁアドリブの小ボケだからそんな大々的にやらなくて良いけど、それにしてもあまりにもしっかり4人を見てないとわからないっていうね…。
逆に言えば必死で見てればわかるけど、Jr.の子たちも出てくるからそっちも気になるしで、
途中から、もう良いや、と思って、大河くんに注目する時間になりました。ダンスかっこよかった~♡
ダンスを上から撮影してそれがスクリーンに出るのは面白かったですが、カメラ構えてウロウロするとっつーの存在の意味がわかりませんでした。笑
どういう存在なの?笑
紅白のシーンは安定の大河くんの司会が素敵でした。ホッとする~。笑
あのシルバーの上下とシルクハットの衣裳の時の五関様の後ろ姿めっちゃ好きなんだよなー。今年も観られて良かった。
そして安定的に最高な河合くんの「around the corner」シビれる。
「涙くんさよなら」で、大歓声で踊れなくなって飯野さんのカウントでダンス再開するところ、中谷さんも飯野さんのカウント一生懸命見て踊り始めたり、あおいさんはなかなか入れなくて遅れて踊り出したり、去年までもあんなに描写細かかったっけ?
飯野さんのカウントは毎回あったけど、他の部分は私が気づけてなかっただけなのかな~。
そしてアメリカへ行くわけですが、ハリウッドパレスのシーン。
一昨年はクルクル回り続ける塚ちゃん。去年は思い浮かべてひたすら恍惚の表情でニヤニヤする(気持ち悪い笑)塚ちゃん。そして今年は、「ここから僕の頭の中です!とくとご覧あれ!」な塚ちゃん。悪いけど年々面白くなくなっていく…。笑
もう「あれがハリウッドパレスかー!」で、ダンスしてるの見るだけで良いじゃん。笑
って思うけど、あくまでもアメリカに行ってすぐは、中に入れたわけじゃなくて、外から見ただけだっていうのがわからないとダメってことなのかなぁ~。
ビング・クロスビーとのシーン、相変わらず今年も「ピンクのフリスビー」があって、これはいよいよ史実かな、と思うんだけど、
今年全然笑い起きてなくて、私が観た内、2回は、本当に誰も笑わずシーンとしてるっていう状況で、なんかもうはっしーがスベってるみたいでめちゃくちゃ可哀想だった。笑
史実だとしても、もう言わなくても良いのでは…笑
そして写真を撮るシーン、通りがかりの戸塚さんにシャッターを頼むんですけど…なんでそこに戸塚さんいるんですかね…時空の歪み…。笑
シャッター音後に「ホワイトクリスマス」が流れるシーン、テラーに戻ったとっつーと子どもたちの会話のシーンで、25日夜公演、「人は見かけによらないね!」と言うはずの子が「人は見た目に乗らないね!」と言ってしまい、写真撮ったポーズのまま停止してるはずの河合くんが吹いてしまい、とっつーも吹いちゃって、ツッコんだらその子が「噛んでしまったぁーーー」って言ったのがめちゃくちゃに可愛かった。
私の隣に座ってたおじい様、割と淡々と見てたのにそこめっちゃ笑ってたもん。笑
あと「フランク・シナトラ」の話のくだりで、子どもたちが「フランク・シナトラ?」って言うのに対し、前半観に行った時、とっつーが「フランクっていう中国の虎だよ」って言ってて、「はい?」って思ったけど一瞬後に「支那!!!」って気づいて盛大に吹いた。笑
そんな発想ある??笑
まぁでもあんまり良くないと思ったのか、後半に行った時には無くなってました。
ビング・クロスビーをテンション高く見送るのが中谷さんに変わったのはなんでだったんだろ…いや河合くん可愛かったけど、あの少年味溢れる五関様レアで良かったのになー。笑
ボーカルレッスンで、バリー・ディボーゾンに出会って、ディボーゾン邸に行くジャニーズ。
来た来たメイドのMADE!
階段上がる芸とか、大縄跳びとか色々あったけど、終わった後のちょっとウザめのジャニーズの絡みに、「やりづらいですー」とか「ハケさせて下さーい」とか言う大河くんめっちゃ笑った。笑
色んな曲を紹介されるシーンでの安定の河合くんのドラムシーンは最高でした!
そばに大河くんいて2人とも楽しそうで可愛かった。
けど、曲終わり、大河くんと、稲葉くんだったかな?2人にドラムごと一旦後ろに下げられてステージから消えるのちょっと笑った。笑
街に出て、少年忍者執事が表れて、謎に中谷さんが作ったという設定の曲でダンスするシーン。
そうか…今年このコーナーはこんな感じなのか…と思ったら、終わった後、聴きなれた「Everywhere」が流れて来て、MADE出て来て、「うぉ~ん(T^T)」ってなった。
この曲のMADE4人のダンスほんと好きー。
去年、このパフォーマンスどこかに残って欲しいなって願ったけど、結局MADEとトラジャでのパフォーマンスは残らなかったね…。
執事から中谷さんが電報を受け取るシーンは、執事の子たちが誰が誰だか私がわかってないせいか、あんまり印象に残ってないんだけど、25日夜公演、横原くん?が、電報です、って自分の写真渡して、中谷さんが「これお前のブロマイドじゃねーか!」って言ったのだいぶ笑った。
ブロマイドって久々に聞いたわ。笑
そして電報を受け取り、帰国を余儀なくされる。
「I Remember」に関しては、去年のジャニーズ伝説の感想に書いたけど、私は2017版が本当に大好きで、しかしながら1幕にストーリーを収めるにあたってあの変更は仕方ないのはわかっていて、だから今年のもあれで良かったんだけど、せめてMADEをつけて欲しかった。
いや、若い子たちも上手いんだよ?
しかしながらあのストーリー上でのあの曲のシーンには、大人っぽく安定したダンスの出来るMADEが欲しかった。
そうじゃないなら4人だけでパフォーマンスして欲しかったな…。
空港でのシーンは安定のとみけんくんのリポーター役?と、稲葉くんのマカダミアナッツで、また安心しました。笑
大河くんの「撤収撤収!」、なんか優しくなってた。笑
去年は無かったんだっけな?あったっけ?
ウエスタンカーニバル後の楽屋のシーン、スパイダースが行ってしまったあとの会話、「4月までの辛抱だよ!」とか「そしたらきっと、みんな認めてくれるから…」のセリフ、飯野さんに変わったのは何か意味があったのかな。
あれを中谷さんである河合くんが言うところはかなり私の涙ポイントだったのですが、変わってしまったことに今年は気を取られてしまいました。
中谷さんが「みんな嫉妬してるんだよ」以降何も喋らないまま映像シーンに行っちゃうのめっちゃ違和感あった。
そしてあおいさん自問自答シーン。
最初なかなかあおいさん(本物)スクリーンに出てこないから今年は出ないのかと思ったらやっぱり出てきたからついつい笑ってしまった。笑
一昨年は突然の巨大あおいさんに笑わされ、去年は慣れてるはずだったのに謎の光のエフェクトに笑わされ、今年は焦らされて笑わされる…あれって笑うべきシーンじゃないよね?笑
そしてWあおいさんのデュエット。
の、映像の中に、最後あとの3人が映るのも、うーん?だった…。
あれはあくまでもあおいさんの心の中の葛藤であって…去年までもコーラスはあったけど、映像にまで出てくると…何故ああなったのか…。
そしてラスト、解散話が浮上してから最後までのセリフの担当、2017と2018も大きく変わったけど、今年またちょっと変わりましたよね。
それもやっぱ意味があるのかなー。
解散を最初嫌がるのが真家さんから飯野さんに変わったのは史実に合わせたようだったので去年の変更は良かったけど、
最後「バイバイ!」って言うのが飯野さんなのは何でだったんだろな〜深く考えすぎ?
あおいさん(本人)の、カーステレオからネバマイが聞こえてきた件の語りがとても好きだったけど、それは去年既にカットされていたので今年も無いのは諦めるとして、
去年残ったことを心底喜んだ「自分たちが蒔いた種が、宇宙から見ても識別可能なくらいの大木になった」(要約)の語りもとうとうカットされてしまったの本当に悲しかった…。聞きたかったな。
そして戸塚さんと子どもたちのシーン。
そして子どもたちのセリフから、5人がA.B.C-Zに入れ替わり、ネバマイ。
子どもたちのセリフは、たどたどしかったけど、一生懸命さも伝わったし、「未来へ」という空気がよく出ていたので良かったです。
しかし去年のラストシーンが、大好き過ぎたからなー…まぁ肝心の役が1人いないのだから仕方ないけど。
ネバマイはやっぱり鳥肌モノでした。2幕でネバマイで締めての最後幕が下りるのがとても好きだったから、あーここにネバマイ来ちゃうのか…って気持ちも無くはなかったけど、2幕は2幕でとても大切なラストソングがあったし、ネバマイのラストのキメで1幕がスパッと終わるのカッコよかったです。
そんな1幕でした。
なんかまた私文句ばっか書いてるみたいになってるな…。
でも正直言って、去年・一昨年に引き続き良かったって部分はもちろんあるけど、「前より良くなった」って部分が私の中では無いので、どうしても気になった部分ばっか書いちゃう…。
とりあえず2幕の話に行こうかな。
しかしながら私、2幕は本当にもう、悪いけど全然楽しくなかった…。
というか去年が最高過ぎたんだと思う。
ジャニーズメドレー、今年は更に曲数も増えて、良かったんだけど、
まず、申し訳ないけど、ジャズアレンジじゃ無くなってしまって全然面白くなかった。
去年までのは、アレンジ入ってることで、色んな曲が綺麗に繋がって、こんな曲やこんな曲がこんなしっくり来るように繋がるんだ!って感動したし、
怒涛のメドレー!って感じで本当に息つく間もなくまさに「圧巻」だった。
今年のは本当にただ続けてやっているだけ感があって、曲数多いのに去年までのような高揚感や興奮があまり無かった。
そして選曲。
他ならぬ自担、河合くんの選曲なので河合担としては楽しみたいところだったんだけど、ちょっとマニアック過ぎる!!笑
私、ジャニーズ伝説におけるジャニーズメドレーの良いところは、曲を詳しく知らないグループでも、あぁこれは聞いたことあるわ!ぐらいメジャーな曲がどんどん押し寄せてくることで、色んな世代が楽しめるし「あ、こんな曲あったなー!」とか、懐かしんだりしてワクワク出来るところだったと思ってて、
あんなにマニアックな選曲なら、ある程度1曲1曲しっかりやってくれないと、メドレーでされてもあんまり頭に残らなかった…。
どの曲を誰が歌っててどれがソロで、とかも、あんまり覚えてない。
正直4回観て、去年までなら、次あの曲が来てそれはここが私的見所で、次はこの曲が来て…って十分把握して観れてたのに、今年はそういう記憶がほとんど無い…。
私みたいな、ジャニオタと言えどそれは好きなグループがたまたまジャニーズだからそう名乗ってるだけで別にジャニーズ全般しっかり通ってきたわけじゃないんだよ、みたいな人間には知らない曲だらけだったし、
レポとか漁ってて知ったけど、長年A.B.C-Zのファンをやってる人には胸アツな選曲も色々あったみたいで、でもA.B.C-Z自体もせいぜい3年くらいしか見てない私にはそれもわからなくて、
なんかすごい置いてきぼり食らった感があってただただ寂しかった。
今までA.B.C-Z見てきて、こんな感覚が初めてだった…というか、どっちかと言うとA.B.C-Zは、色んなファンを、みんな置いていかないイメージがあったからさ。
まぁ知らない方が悪いんだから文句言うことじゃないかも知れないけど、私的には、ジャニーズ伝説のジャニーズメドレーってそういう事なのかな?って、疑問が残ってしまった。
もちろん、ジャニーズにはこんな曲もあるんだ!っていう発見の場になるのも大いに意味はあるし、そういう趣旨なら私も全力でその姿勢で楽しみたいけれど、それを感じるにはメドレーはあまりに1曲1曲が短すぎるから魅力も何もあったもんじゃないし、
せめて、スクリーンにグループ名だけじゃなく曲名も出して欲しかった。
確かに、A.B.C-Zはカッコ良かった。
少年隊とかSMAPとか良かったよ。
男闘呼組の、とっつーとMADEのパフォーマンスも印象的だった。
V6のセクバニは、選曲にビックリしたけど、MADEのパフォーマンス(特に稲葉くん)がやたらカッコ良かった。
タキツバの曲の間、後ろで待機してる河合くんが映像のタッキーに手振ってるの可愛かった。
JUMPをソロで歌う五関様の意外性にはビックリした。しかもあんな可愛い曲を…。笑
「Thank youじゃん!」はみんなみんな可愛かったし、バリハピでわちゃわちゃする河合くんと大河くんも可愛かった。
もちろん良い印象なのもたくさんあるんだけど、全体的な構成に対して、もうモヤモヤが勝ってしまって、しんどかった。
そして私個人的にここにはMADE入れて欲しかったなってとこに何故かことごとくつかなかったので更にモヤモヤした。
そんなジャニーズメドレーでした。
ジュニアだけでの「明日に向かって」は良かった。
何よりもバックの映像が良かった。
お目当ての誰かがいるわけじゃないのでそんな一生懸命映像見てないけど、去年は映像がいわゆる「黄金期」だったので、タイミング的なこともあったし別にそれで良かったけど、
今年は「今のジャニーズJr.」だったので、今のジュニアを支えてる面々が出て来て、これこそ意味があるなー!って思えました。
えび座メドレーも良かったです。
もう上記のモヤモヤ抱えるくらいなら、A.B.C-ZはA.B.C-Zの曲歌ってるの観てる方が落ち着くし楽しめる。
「LET'S SING A SONG」とか「Legend Story」とか、音源ではめちゃくちゃ聴いてるけど生では観たこと無い曲も聴けて嬉しかったし、
「A.B.C-Z with LOVE」は去年の興奮が蘇った。
トウィンクルで、メンバーの名前のアルファベットをみんなが持って踊ってくれてたんだけど、「FUMITO」の「TO」だけ持ってて、1人だけ片手空いてる大河くんのトウィンクルの手振りめちゃくちゃ可愛かった。笑
「サポーターズ」はもう、曲大好きだからまたパフォーマンス観れて嬉しかったし、MADE後ろで踊ってくれてありがとう。
そして、今年も装置は5BOXなのかな?と思ったらあの大車輪!すごい迫力だった!
この5人、やっぱやべーな!!ってなりました。あの身体能力は一体どうなっているのだ。
5人中4人、30代なんだよ!?ありえる???笑
特に五関様、塚ちゃんの、車輪の外側でのダイナミックなパフォーマンスは圧巻だったしめちゃくちゃ美しかったです。
特に私的最終公演、塚ちゃんのカッコ良さに釘付けでした。
高所からジャンプして飛び降り、マットに着地してそのままの流れでマットから滑り降り、そのまますぐ走って移動していくこの流れるような動きが半端ない身体能力を物語ってました。
言葉で説明するの難しい!
いつもあぁだったのかは、わからないけど、とりあえず私が観た日、収録日だったので、映像化さえされればあれは残るので、とにかく見て欲しい。
そして、ラスト。「You...」
正直言うと1回目観た時は、あのあからさまな演出とかに、ちょっと…ってなってしまって、なんだかぽかんとして終わったけど、2回目以降、メンバーの気持ちに想いを馳せたり、色々考えるにつれてグッと惹きこまれたし、誰もいないスポットライトを囲む5人に結局泣きました。
剛くん素敵な曲をありがとう。
あの、色んな想いと覚悟を背負ってステージに立つ5人、ジュニアのみんな、そして日生を包み込んだあったかい空気を私は忘れません。
この曲がA.B.C-Zのものじゃなかったとしても、これからたくさんのグループがパフォーマンスしていったとしても、
剛くんに制作をお願いしたのは河合くんはじめA.B.C-Zだということ、剛くんはまずジャニーズ伝説で披露するために作ってくれたこと、
最初にパフォーマンスしたのはA.B.C-Zだということ、
あの真っ白な衣装で歌い踊るA.B.C-Zと出演していたジュニアの子たちの熱量も、私は絶対忘れません。
そしてあの大量のグループ名の描かれた緞帳での終演。
あれは何回観ても鳥肌立つね。初めての興奮を忘れない演出です。
うん。そんな私のジャニーズ伝説2019でした。
まぁもうまず言ってしまえば、1幕に関しては、果たしてジャニーさん役を削ったことは正しかったのか案件なんです。私の中で。
今年、ジャニーさんの役を入れるのは生々しいからと、そこを無くしたメンバーや演出補助のあの方の気持ちも汲み取れないことはない。
でも、ジャニーズ伝説というのは、初代ジャニーズの歩んだ道、今のジャニーズの始まりを伝承する物語であって、
そこにジャニー喜多川氏という存在は欠かせないはずです。
野球練習のできなかった雨の日、少年たちを映画館に連れて行ったのも、
ジャニーズを売り出すために演出方法に趣向を凝らしたのも、
彼らをアメリカに連れて行ったのも、
全部全部ジャニーさんです。
でも今年の物語は、それを象徴する何かすら無く、少年たちが自分の手だけで掴み取っていったような話になってしまった。
ジャニーさんは、自分自身のしたことを伝える為にジャニーズ伝説を創ったわけでは無いのだろうけど、でもやっぱり欠かしちゃいけないし、彼らは伝えるべきだったのではないかと私は思う。
もちろん彼らがジャニーさんの存在を無い物として上演したとか、ないがしろにしたとか、そんな風には思ってなくて、
彼らの気持ちがそんな風でないことは私もわかっていて、
今年の作品の何が不満かというと、「もうジャニーさんがしてくれたことはわかってるでしょ?」って言われながら観ている気分になったこと。
もちろん、2017も2018も観た。ジャニーズ伝説上で描かれるジャニーさんがやってきたことは、私はわかってる。
でも、それを観客が、わかってる、知ってる前提で上演してはいけないと私は思う。
初めて来た人だっている。過去の映像を見てない人だっている。
本当にジャニーズの歴史も何も知らない人間が、今年の作品だけを観て、あの世界の中にジャニーさんはいると感じるのだろうか。
野球チーム名が監督の名前を取って「ジャニーズ」になったこと以外、あの作品の中にジャニーさんの存在はあったのだろうか。
初代ジャニーズの誕生から終わりまでを描く上で絶対欠かせないほど大事な存在を、「わかってるよね」というスタンスで削って上演してしまうのは、私はある意味暴力的だな、と思った。
もちろん彼らの真意はわからなくて、役を削った理由はインタビュー等で見たけど、削った上でどう見せたかったのかは私は知らない。
(上演後のレポや雑誌等まだ読めてないのでどこかで既に公表されてたらごめんなさい)
でも、彼らにそんなつもりがなくても、観てる側にそう受け取ってしまう人間がいるということは、不本意だとしても、そういう見せ方になってしまったということでもあると私は思う。
そんなことを前半観劇を終えて思っていたら、公演期間中の裏えびブロ(塚ちゃんの)で、去年の公演中に亀梨くんからもらったアドバイスの話があり(10月13日分)、
みんな前も来てくれてたり前情報を知ってる人だと思い込んでたけど、そうじゃない、初めて来る人もいるから土台を見つめ直すことも大事なんだと思った、というような内容なんだけど、
そういえば去年もこのアドバイスを彼らにしてくれた亀梨くんにとっても感謝したんだった、と思い出したけど、読むまですっかり忘れてて、
改めて、そうか、このアドバイスを受けての今年の作品なのか…と思うと、なんかツラかったです。
最初に「正しかったのか案件」と書いておいて何だけど、正解・不正解の話ではなくて、
創り手と受け手の一致・不一致の問題なんだとは思う。
私はこの作品にジャニーさんの存在は欠かせないと思い込んでいるから、その役を削ったことで、「だけどあの存在が欠かせないのは間違いないのだから、知ってる前提で作ってるよね!?」と感じてしまうのだけど、
彼らにはもっと全然違う感性があったのかもしれない。
だとしたらそこを理解出来ない私の力量不足だと思う。
だけど、個人的な考えを言うと(ずっと個人的な感覚の話だけど) 、
今年ジャニーさんの存在を入れるのは…という彼らの気持ちもわかるけど、今年こそジャニーさんのしてきたことを伝えるべき年だったんじゃないのかな、とも思う。
そこを演じるのは彼らにとってはそれこそ生々しくてツラかったかも知れないし、観ている側もツラくなっただろうなと思うけど、
それでも「今年こそ」だったように私は思います。それが出来ないなら、逆に敢えて今年はジャニーズ伝説をやらないか。どっちかだったら良かったな。
今年きっちりやってれば、来年以降、またジャニーズ伝説をすることがあれば、ジャニーさんはもっと象徴的な存在になっても良かったかも知れないけどね。
ま、そんな感じ!
今年の作品が良かった、素晴らしかったと思う人もいるだろう。
それはそれで正しいし、私は羨ましい。
さっきも言いましたがこれはもう一致・不一致の問題です。
あともう一つだけ私が今年のジャニーズ伝説で受け入れられなかったのは、ちっちゃいジュニアの子たちでした。
これも、若い子たちが出るのは事前にわかっていたし、今年の入所組も出るとわかって、複雑な気持ちになりそうなのは観る前から予感してました。
ジャニーズの伝統として、子どもの頃から事務所に入り、先輩のステージに立ってたくさん経験して学んで成長していくというのがあるので、
むしろその場の1つにA.B.C-Zの舞台が選ばれたのは、つまり子どもたちを育てる役目にA.B.C-Zが選ばれたのと同じことだと思うので、最近舞台でもコンサートでもちっちゃいジュニアがつくことがほぼなかったことを考えれば、素敵なことだし、嬉しいことだという喜びもちゃんとある。
そしてみんなダンスも上手いし、子どもらしさもあって可愛かった。
でも、A.B.C-Zの5人や、えび座で言えば去年と一昨年のMADEトラジャの、スキルの高さと安定感・安心感に完全に慣れてしまっているので、
どうしても子どもたちのパフォーマンスは見ていて不安になるというか、そわそわしてしまって落ち着かなかった。
子どもたちしか出てないところにMADEが出てくる度に心の底からホッとしてMADEに感謝した。
劇中であれ、2幕のパフォーマンス中であれ、どうしても子どもたちと出てると目尻の下がってしまうパパ5人(笑)だったので、その分演技もパフォーマンスもグズつくとこがあって、
それはそれでもちろん微笑ましかった気持ちもあるのだけれど、私が観たいA.B.C-Zってそうじゃないんだよな~と思ってしまいました。
だからこそ2幕で言えば、A.B.C-Zだけでのパフォーマンス、もしくはメンバーとMADEだけでのパフォーマンスはゾクゾクしたしカッコ良かったな~って思いました。
グズグズ文句ばっか言って申し訳ない!
良いか悪いかじゃなくて!ハマらなかった!それだけのことですね!
でも、A.B.C-Zが大好きだからこそ、ハマらなかったことが本当はとても悲しかったりもします。
だけど、A.B.C-Zが大好きだからと言って、彼らがやることなすこと全部何でもOK!にはなれないひねくれオタクなのです。
がっつり収録が(まさかの観劇日に)入ったので、円盤化されることを期待して、発売されたらもう一度ちゃんと見たいなって思ってます。
時間が経てば、そして画面を通せば、見方が変わるかも知れないし。
ただ、もし来年もえび座があるのなら、一旦ジャニーズ伝説は寝かせてくれたら嬉しいかな…大好きな作品なのに、今年の流れで来年もとなると、「またか」って思ってしまいそうなので。
また大きく作り変えてくれるなら話は別だけどね。
(本当は去年のジャニーズ伝説がまた観たいけど、元に戻すというのも考えにくい話なので)
★私の観劇公演★
2019年10月8日 昼公演・夜公演
10月25日 昼公演・夜公演