いつもそこにあるもの

好きな人たちを好きなように応援していたいと願うただのひねくれオタク。そんな私の主に現場の記録とか彼らに対する思いとか。良い感情も悪い感情も残します。

エンターテインメントが帰って来た - Endless SHOCK -Eternal-を観た話

1つ前のブログで散々、辛かった半年間のことは話したので、もうしつこく言いませんが、本当に長い半年間でした。

そこからようやく私が抜け出せたのは、この作品が無事に上演され、私も無事に観劇が出来たからです。

 

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「Endless SHOCK -Eternal-」を観てきました。

感想残しておこうと思います。

全然レポではなく(そんな記憶力も語彙力も無い)、ただただこっしーとマツに会えて嬉しかった話しかしてませんが(笑)、ネタバレは含まれます。

 

 

とても楽しみにしていた帝劇での「Endless SHOCK 20th Anniversary」

苦労して一般で取った公演が中止になってしまい、今年はSHOCKは無理かと思っていました。

大阪公演が発表された時は、震えましたね。

何がありがたかったかって、大阪だったってこと。

逆にそれで行くの断念した人もいるだろうけど、私にとって関西公演はありがたい。

普段なら何処だろうと行くけど、今はね。先々遠征出来るかなんてわからないから。

大阪なら、公演自体が中止になるような深刻な事態でない限りは行けるし、それでも移動が不安なら梅田まで車で行って車で帰れば良い。

そう思って、久しぶりに純粋に嬉しい(他の嫌な感情が湧かない)発表でした。

まぁ相変わらずチケットは苦戦しましたけどね。先行撃沈でしたからね。

一般、粘りに粘りました。結果またA席しか取れなかったけど、座席数半分なことを考えれば、取れただけで十分ありがたい。

 

当日、夜公演のみの日だったのですが明るいうちに一旦梅芸前に行きました。

劇場と大きな看板を見ただけで泣きました。

あぁ、ここに、私の大好きな「現場」が存在している…!!と。

 

入場時は、先に検温・消毒。私は一般の紙チケットだったので、スタッフさんに見せて自分でもぎって半券を箱に入れて、中に入りました。

 

昼間劇場前でかなり感傷的になっていたのに相反して、座席で開演を待っている間は、割と落ち着いたものでした。

もう感情が昂ってどうしようもなくなってしまうんじゃないかと思ったけど、もちろんワクワクドキドキはしているけど、結構楽しく開演を待てました。

 

 

そしていざ、開演。

あぁ…始まる…一体「Eternal」ってどんな感じなんだろ…

とか思いながらウキウキして観ていたのに、スクリーンに映し出された

 

Yuki Koshioka

Yusuke Matsuzaki

 

の字を見て一瞬で涙腺崩壊。笑

自分でもビックリ。

会場に入る前は、泣いて泣いて大変なことになったらどうしよう…と思っていたものの、入ってみたら意外と大丈夫そうだったから。

あれ、結局泣いてんじゃん私、という。笑

 

だってさ…まず今年の春、去年私は観られなかったコシオカに会えるのめちゃくちゃ楽しみにしてたし、もちろんマツザキも楽しみだったし、

それ以降も、いくつものこっしーとマツに会える機会が全部消えてしまったんだよ。

会える機会を私が失ったということは、彼らもステージに立つ機会を奪われたということで。

私も辛かったけど、彼らは一体どれほどに辛かったのだろうって、この半年ずっと思って心配してきたから、それは他のメンバーにも言えることなんだけど、まずは今日、今から私の目の前に2人が帰ってくるんだ…って思ったら、まだ姿見てないのに感激してしまって。

 

そして泣いてるうちに光一くんが登場して、物語の導入部分。

語りと少しの歌があって、オフブロードウェイでの千穐楽のシーン。

NEW HORIZON。

だだ泣き。笑

こっしーが、マツが、歌ってる…踊ってる…楽しそう…。

嬉しかったです。幸せでした。

ただここで、待って私!泣いてる場合じゃない!ちゃんと彼らを目に焼きつけておかないと!!ってフと思った瞬間に、自分でもビックリするぐらい一瞬で、スンって涙が引きました。笑

 

そこからバックステージのシーンは、とっても楽しく観てました。

 

バックステージのシーンで忘れられないのは、次のショーではシェイクスピアを演ろうと思っていると言ったコウイチに対して、アンサンブルの方々の心の声が出たところ。(そこ?)

シェイクスピアに自分たちの出番無いかも…とか、バイト探さなきゃ…とか。笑

この「Eternal」では、当時みんながそれぞれで思っていたことを語るとのことだったのですが、それってこういうこと!?って思ったの。

そりゃ演目によって出番変わるもんね…大変だな…そんな風に思ってたのか…とか思いながら観てたんだけど、結局その「当時実は思っていたこと」がネタ的に使われたのって結局ここだけだったんだよね。笑

もっとネタっぽくポンポン出てくるのかと思ったらあとはもう、重要だったりシリアスだったりなことばっかりで。

だから、余計に印象に残ってしまった。笑

 

 

そんなわけで楽しく観ていたのですが、屋上のシーン。

最初はコウイチとリカと、2人だけなんだけど、なんか何となく、もしかしたらソーシャルディスタンスのこと考えたら屋上のシーン最後まで2人だけとかもあり得るのかな…ってフと思いながら観てて(勝手に思っただけ)、

ここのONE DAYの主要キャストでのコーラス大好きだから聴きたいな…って思ってたら、

ちゃんとみんな出て来てちゃんとセリフもあって、こっしーとマツ(とみんな)が歌い出した瞬間、止まってたはずの涙がまたダダ洩れになりました。笑

もう結局、正直この後は終演までずっとこっしー見ては泣き、マツ見ては泣いてました。

 

 

ここからタツヤの語りも増えてくるんだけど、今年の帝劇SHOCK観れず、今回初めてライバル役のタツヤを観た私の感想。

 

「めっちゃ舌巻くやん」

 

でした。笑

いやーさすがでした。そしてめっちゃダメージジーンズ。笑

いや良かったですよ。らしさって大事。

 

そして本編は進んでいき、インペリアル・ガーデン・シアターのショーのシーン。

タツヤの曲は、「Put your hands up」かな?今年のパンフ参照したんだけど。

マツのソロ♡

めっちゃ楽しそうでカッコ良くて最高でした。

 

そして個人的に楽しみにしていたのが「SOLITARY」のこっしー。

帝劇SHOCKのステージレポ(雑誌の)とか見ててさー、ヤバいじゃん、あの女性ダンサーさんとの絡みのさ、何だろ、滲み出るS感…。笑

別に普通にしてるだけだと思うんだけど…出ちゃってるんだよな。笑

いや待てよ…敢えて出しているのかも知れないな…。

普通の時は無いコウイチの「いるはずのタツヤがいない」の語りの間静止してるこっしーにゾクゾクしました。

もう自分でもよくわからん。笑

 

 

そして通常ならバックヤードでコウイチとタツヤが衝突するシーンですが、今回は主要キャストが当時の胸中を語るシーン。

コウイチやタツヤ(というかライバル)の胸中というのはある程度わかってる部分も多いけど、やっぱり周りの子たちの言葉っていうのはね。

想像でしかなかった部分が語られたのは大きいですよね。

今回のキャストの立ち位置で、という内容ではあるけれども。

コシオカは一番コウイチに近くて、支えたかったし、マツザキは今回もタツヤの傍にいろって言われてたんだね(多分本編ではそのシーンあったんだろうけど)

なかなかドキドキするシーンでした。

でも各キャストにちゃんとセリフがしっかりあったの嬉しかったなぁ。

ここに辰巳くんや福ちゃんがいたらまた立ち位置も変わるし心境も変わるんだろうなぁ。

それも観てみたいなぁ。

 

 そして「Japanesque」

殺陣がねぇ…本当なら観たかったよねぇ…。

でもこれはもう仕方ない。

スローモーションだったり映像だったりで補填された殺陣シーン。

スローとは言え人も多いし立ち位置コロコロ変わるし座席が遠かったので、こっしーとマツ、目で追い切ることは出来なかったんだけど、WSで流れた殺陣シーンのこっしーバチクソにカッコ良かったですね。

 

そして本編で言う2幕の部分へ。

苦悩・葛藤するタツヤの傍で支える、傘さしたマツ、めっちゃイケメンだった…めっちゃ泣いた…。

 

そしてコウイチが戻ってきてみんなで踊る「New York Dream」

いやもうここめっちゃ泣きました。

だって本編だと、ライバルやライバル軍のみんなも一緒にこの曲をこんなに楽しそうに踊るシーン無いやん…それが観られたことが嬉しくて幸せで、でも実際はそうならなかったんだよね…っていう悲しさと切なさもあって。

粋な演出でした。

 

「Higher」は観れて嬉しかったー!

初めてSHOCK観た時からすごく好きなパフォーマンスの1つだから!カッコいいよねこの曲~。

これ踊るこっしー初めて観れたの嬉しかった!

そしてこの曲のマツめっちゃカッコ良かった!

 

ここで想定外に白の衣裳(本編だとラスト)で出てくるキャストたち。

タツヤは花束も持ってて。

ここで、マツの白衣装似合ってないってみんなでイジったり、タツヤの持ってる花束から1本ずつお花奪ったり、なんかもう、なんかもうね…。

うぇ~んみんなでわちゃわちゃしてるよぅ…とか思ったらもうたまりませんでした(情緒不安定か)

 

そして最後のショーへ。

赤布フライングのさ!赤布をさ!こっしーとマツが後ろでスタンバイしてるのめちゃくちゃにカッコ良かったんだけど!職人感やばい。

去年もあった?やってたとしたら辰巳くんと福ちゃん?やってた?全然見れてなかったなぁ…。

 

「夢幻」も「夜の海」も大好きなパフォーマンスだからもう、ただただ楽しみました。それが目の前で繰り広げられていることが幸せ。あの衣装も大好き。

ラダーフライングが無かったので襷掛けは見られなかったけど、仕方ないよね。贅沢言っちゃいけない。

 

最後の「CONTINUE」

もう、私はボロボロ…。笑

もう終わってしまう…という寂しさと、このショーのとてつもない煌びやかさと美しさと、あぁ、こっしーとマツが居る…という事実と…。

この曲で下手側にいたこっしー、なんかすごい上の方向いてくれた時があって、双眼鏡越しにバッチバチに目が合いました。

いや、別に私も本当に目が合ったとは思っていなくて、3階の下手の端っこで双眼鏡覗いてる私をこっしーが見ているわけはないのだけど、ちょうど目線がこっち方面だったので、実際合ってるんじゃないかと思えるレベルで、しかもそれがめっちゃ長くて(体感1分くらいあったぞ)(本当はそこまで長くないと思うけど)、目が合った合ってないよりも、あぁ私今「現場」にいて、目が合った!!とか思ってウキウキ出来る環境にいるんだ…ってことが嬉しすぎて幸せすぎてめっちゃ泣きました。

ありがとうこっしー。

 

最後のカーテンコールの2人が出て来て踊るところも大号泣でした。

ステージに帰ってきてくれてありがとう。こっしー。マツ。

 

 

そんな私の「Endless SHOCK-Eternal-」でした。

「そんな」とか言えるほど全然ちゃんとした感想書けてないけれど(お前ほんまにちゃんと観て来たんかレベル笑)、まぁ私の記憶力の問題もあるし、なんか申し訳ないけど、内容とかそれ以前にもう、目の前に大好きな人たちがいて、彼らが舞台に帰って来たってことだけでもう感無量過ぎて、それを自分で飲み込むのに必死でした。

ストーリーにまで感情動かしている余裕があまり無かった。

もうとにかくこっしーとマツしかほとんど見てません。ごめんなさい。

彼らに本当に会いたかったんだよ…やっと会えたからさ…。

 

あ、でも!寺西くん!

「のど自慢」以来の寺西くん!

観る前めっちゃ楽しみにしてて、その割に結局あんまり見れなかったんだけど、いやー寺西くんも、カッコ良かったです!

 

高田翔くん、松井湊くん、椿泰我くんは、初見だったのもあって全然注目する暇がありませんでした。申し訳ない。

(って思ってて終わってから気づいたけど湊くんと泰我くん去年のえび座出てますよね…初見じゃなかったですね私…本当に申し訳ない…苦笑)

 

まぁなんなら光一くんすら結構見逃してるとこ多いと思うし、上田くんも、なんせ私KAT-TUNが一番好きだった時代があるくらいなので(但しお茶の間)、楽しみにしていたんだけど、序盤で「おぉっ…私、上田くんを生で見ておる…!」と思っただけで精一杯でした。笑

 

とにかくこっしーとマツにばっかり注目してたわけですが、もう端と端でシンメになるのとか多すぎて、大変だったしやめて欲しかった。笑

いやそりゃもう、端を固めてる安心感と安定感たるや、半端じゃなかったですが、こっちは3階なんでね…双眼鏡で見たいんでね…双眼鏡振り回す勢いで右向いたり左向いたり大変でした。隣の席空いてて良かったのかも知れない。笑

 

 

そういえば、観ながらフと思ったことなんですけど、

SHOCKって、長年上演されてきて、コウイチとライバル以外の主要キャスト(ジャニーズメンバー)も多かれ少なかれ毎年変わる中で、絶対に固定されてる役が無いというか、その年の出演者に合わせた配役になるのって、実は結構すごいことよなーって思いました。

ふぉ~ゆ~だけに視点を置いて見ても、年によって出てる人数違うわけじゃないですか。

私は映像で見た2008年、2012年、2013年と、去年の大阪公演と今年しか知らないけど、それだけでも、「ふぉ~ゆ~枠」みたいな配役では無くて、出てるメンバーによって配役されてるわけですよね。

なんでそんな考えに至ったかって、私、今回ふぉ~ゆ~からは2人だから、常にこっしーとマツはシンメで、2人でコウイチ軍になるんだと勝手に思い込んでたんですよね。

春の帝劇も行くつもりでネタバレ避けたままだったから、今回観劇して初めて今年の配役知ったんですけど。

でも、コウイチ軍はこっしーと寺西くんで、マツはライバル軍で、ライバルの一番近くにいる役。

だけど、パフォーマンス中は、コウイチ軍・ライバル軍が顕著じゃないところでは2人はシンメだったりもする。

なんかそれって、もしかしたらその方が演じてる側はシンプルにやりやすいのかも知れないけど、見てる方からしたらすごいことだよな~って、フと思いました。

固定された役に出演者がはめ込まれるわけじゃないんだもん。

キャストとして1人1人すごく大事にされてる感じもするし、光一くんやライバル役のファン以外も楽しめる1つのポイントかなぁって思いました。

まぁあくまでSHOCK初心者でへなちょこジャニオタの言うことなので、長年観て来られた人からしたら「何を言ってるんだ」って感じかも知れないけど。笑

 

 

あともう1つ。

今回の「Endless SHOCK -Eternal-」、本編から3年後という設定で、主要キャストたちが当時を振り返って胸中を告白したりするシーンが織り込まれていたわけですが、

本来の「Endless SHOCK」を知っている人も知らない人も楽しめる、という触れ込みだったんですけど、そこだけはちょっと私は「そうかな…?」って気持ちではあったかな。

全くSHOCKを知らない状態で観ると、ちょっとストーリーとかわからないんじゃないかなぁ、とは思いました。

ただ、上演時間は短い、セットは無い、ソーシャルディスタンス等の制約、スピンオフならではのセリフの追加もある中で、私はもっともっとパフォーマンスが大幅に削られると思っていて、

当然フライングも無いと思っていたし、曲も、「SOLITARY」とか「Higher」とか「夢幻」とか、曲が始まる度に「えっこれも観れるの!?」って喜びと驚きの連続で、あんなに満足するショーを見せてもらえるとは正直思ってませんでした。

もうちょっとセリフ多めで繋いでいく感じになるのかなって思ってたから。

なので、私はとても満足したし、初めて観る人でもショーとしてならとても楽しめる作品だったよな、とは思います。

(まぁあの、インスタに上がっていたリハ動画を見れば何の曲やるか大体わかった話だったのですが、しばらくインスタ見てなくてリハ動画に気づいたの、観劇翌日だったんですよね笑)

 

 

もうとにかく、色々辛く苦しい中で、多分大阪公演自体は発表されてなかっただけで元々決まってたんだろうけど、それ自体が出来ないかも知れない、となった時期も絶対あったはずで、そこから試行錯誤の末、新しい形を模索し、見い出し、作り上げて下さった光一くん、スタッフさん、そして一緒に完成させて大阪まで持ってきてくれたキャストの方々、全てに感謝です。

そのお陰で私も暗い渦の中から抜け出すことが出来ました。

ステージの上で大好きな人たちが光り輝いていることがこんなにすごいことでありがたいことなんだと、改めて噛み締めました。

 

 

一応、あと1公演、10月にチケットが取れているので、このまま何事も無ければ観に行く予定ではあるんですけど…多分私またこっしーとマツでいっぱいいっぱいになっちゃうんだろうな。笑

配信が見られれば、その時はもうちょっとちゃんと、俯瞰で見れて、内容に頭を働かせる余裕も出来ると思うんだけど…抽選だからな…倍率どんなもんなんだろ…当たれ!配信チケット!!

 

あと1公演と、見られれば配信見て、あっ記憶違いしてた!とかあったらしれっと書き直すかも知れませんが(笑)、一旦ここで今回のブログは締めたいと思います。

 

 

あー!エンターテインメントが!帰って来たよ!幸せだ!!!!

 

 

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★私的観劇公演★

 

2020年9月16日 18:00 梅田芸術劇場メインホール

 

 

※10/4追記…本当に配信公演見て、シレっと2行ほど修正しました。笑

他にもちょっと記憶違いで書いてあって気になるとこあるけど、まぁ当時の感情だから極力残しとく…あまりに酷い記憶違いだったとこだけ直しました。笑