いつもそこにあるもの

好きな人たちを好きなように応援していたいと願うただのひねくれオタク。そんな私の主に現場の記録とか彼らに対する思いとか。良い感情も悪い感情も残します。

この正義は悪なのか あの悪が正義なのか - イケメンヴァンパイア観劇感想

イケメンヴァンパイア

偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE

~Episode.1~

 

f:id:kuroneko_stars:20210509165754p:plain

 

劇場で3公演、配信3公演観劇しました。

 

劇中一番グッときたフレーズをタイトルに引用しましたが、そんな深い考察記事とかじゃないです本当にただのくだらない感想です。笑

 

 

1年越しの上演。

1年前、全公演無くなったの本当に悔しくて、でも運営さんが「延期」って言って下さったのは希望の光で、でもまさか1年でそれが実現するとは思ってなくて、発表された時は本当に嬉しかったです。

 

で、観劇した感想なんですが、いや、これ、本当に、素晴らしかったです。

私、2.5次元の世界って今まで触れたことなくて、別に毛嫌いしてたとかそういう事じゃなくて機会が無かっただけの話だけど、

なんか、なんとなく、2次元は2次元のままの方が良いんじゃない、って思ってたんですよね。

2次元に対して否定的なわけではなくて、まぁゲームはあまりやらないけど漫画もアニメも好きな作品あるし、今は昔ほどの熱ではないにせよそっちにも推しはいるけど、それはそれ、これはこれって思ってたので…。

だからなんとなく、2.5次元は私きっと苦手だなーっていう先入観があって、だから今回の作品も、楽しみにはしてたけど、それはマツが出てるから(あとビジュアルめっちゃ良かったから)ただ観たい、っていうだけで、作品には正直少しも期待してなかったんです。

 

ところが。

いやもう、「なんてこった」でしたね。

めちゃくちゃ素敵な作品でした!!

 

まずもう、世界観。

ゲームと同じなら19世紀のフランスが舞台なわけですが、実際のところはよく知らないけど、その設定に対して日本人がイメージする美しさがそのままステージ上にある感じがして素敵でした。

色んなプロジェクションマッピングがあって良かったけど、一番好きだったのは冒頭の一面にお花が投影されてるところだった。綺麗だったなぁ…。

ステージ上にたくさん並べられたキャンドルも雰囲気あって良かったですね。もちろん本物の火ではないけど、幻想的だった。

冒頭でキャストたちが撒いた薔薇の花びらの上でそのまま進んでいくのも美しかったです。そういえば毎回思ったけど、なんかマツの撒く花びら少なくなかったですか?笑

 

で、出てくるキャラクターはセバス以外基本的にヴァンパイア。(ナポレオンの設定が、ゲームでは主人公が屋敷に来る前は完全なヴァンパイアではないので、舞台版でどうなってたのかちょっとよくわからなかったけど)

そのね、ヴァンパイアの世界観というか。それがもう個人的には完璧で。

私、ヴァンパイア物を観るのって恋ヴァ以来なんですが、こんなとこで今さら引っ張って来て比較するのも申し訳ないけど(3年も前だからな…)、でもまぁ恋ヴァの感想の時にも書き残してることなんで言っちゃうけど、

とても個人的な話ですが、10代の頃に読んだとても大好きなヴァンパイア物の小説があって、私の中のヴァンパイアの世界観もイメージもその小説によって作られたので、恋ヴァはとっても残念だったんだけど(私にとってはね)、それがこのイケヴァンはもう、ほんとに完璧で!!

まぁもちろんその小説と全く同じ設定ってわけじゃないけど、どこがどうって言うより、なんていうかもう、「世界観」なんですよ。美しさとか、切なさとか、儚さとか。それが一致。

それが本当に嬉しかったです。大っっ満足だった。

 

そしてストーリー。

あんなに深いお話をみせてもらえるとは正直思っていませんでした。

確かに、基本的に終始暗くて、あまり救いのないお話だったし、ハッピーエンドと言える内容では無かったけど、

でもなんか、大きく括ると登場人物たちが2派に分かれるお話だったけど、その2派もとても複雑に入り組んでいたし、何よりも、どの登場人物にも感情移入出来て、最初から最後までずっと苦しくて切なくて胸がぎゅーってなる感覚だったのが、すごい、面白かったなぁって。

伯爵の気持ちも理解できるし、ヴラドのした事は悪いのかも知れないけど彼の願いだって純粋な思いだし、

ウィルやジャンヌやアーサーやモーツァルトやシャルルのそれぞれの苦悩もわかるし、テオのフィンセントに対する愛も、太宰のみんなに対する分け隔てのない愛も素敵だったし、

みんなを守らんとするナポレオンやレオナルドは間違いなく正義だし。

なんかもうね、みんな好きだった!!

アイザックとセバスとファウストはこの文脈の中にどう出していいか分からなかったけど(笑)、この3人も含めて全員すごくすごく好きでした。

 

正義と悪とか、キレイとキタナいとか(歌詞に合わせた表記です)、ほんとに常に表裏一体で、何が正しくて何が間違っているのか、本当に一方を責めて良いものなのか、

私は、こういう双方を立てる話だけではなくて、勧善懲悪的な、善と悪を明確に表現してある話でも、それは本当に正しいのかとか、割とそういうことを考えてしまうタチなので、この作品は本当に深かったです。

 

まぁ結局答えなんて無いのだけれど。

伯爵はヴラドとラストで訣別してしまったけれど、人間よりも長い人生の中で、また歩み寄れたら良いなぁって思うし、

ヴラドにはもっと心安らかになれる生き方が見つかってくれれば良いなぁって思うし、

様々なことで苦悩していた登場人物たちも、救われる日が来れば良いなぁって思う。(アーサーは劇中で既に少し前向きになれていたので良かったなって思ってる)

 

とにかく、こんな心掴まれるストーリーが見られるとは思っていませんでした。もう完全に虜でした。

 

 

で、もうね、マツのナポレオンね。

カッコ良すぎてね…死ぬかと思った…。

いやなんかもうずっとキメ顔だし、カラコン綺麗すぎるし、スタイル良すぎで脚長すぎだし、マントもブーツも似合い過ぎだし、立ち姿とか姿勢も美しすぎたし…。

パンフレットで、衣裳での全身写真載ってて、その横にゲームキャラの全身の絵も載ってたんだけど、体の比率が一緒過ぎて、素敵~とかそういうの通りこしてちょっとヒいたよね。笑

だって絵って普通は理想像やん!脚長く描いてあるに決まってるやん!それと一緒ってどういうことよおかしいんじゃないの!?

というきもちでした。笑

立ち姿も美しかったけど、チェスしてる時の座ってる姿もそれはそれでね…美しかったですね。最高だった。

1回ジャンヌとチェスしてる時に手元を双眼鏡でガン見してたら本当にナポレオンビックリするぐらい負けてて、ワザと負けてるとは言えそんなに駒取られてばっかりで大丈夫!?ってなったけどね。笑

 

そしてもう、ダンスもカッコ良かったし安定のマツのターン大好きなんですが、更にマントが翻るというオプション付きで、何て言ったら良いのか…マント捌き?も、はちゃめちゃにカッコ良かったです!!

それと、M1「Lucida」の中で、床に倒れた偉人たちが伯爵の手によって起こされるという振りがあったんだけど、その時のマツの立ち上がり方が綺麗過ぎました。

手を使わずに、操られているように立ち上がるんだけど、そのフォームがあまりにも…。

あそこの振付は演出的にも好きだったな~。

 

あと、マント捌きに関しては殺陣の時とかもそうですね。最高でした。

で、そう、殺陣!いやもう、ヤバかった!

マツが、SHOCKとかで使う日本刀とは勝手が違う…って言ってたけど、いやもう、全然様になってた!!

戦ってる時もそうだし、握ってる剣を片手でくるくるっと弄ぶ時の仕草なんかもう…(しかも左手で持ってる時だったと思う)

でもね、剣技もそうなんだけど、それより私が撃ち抜かれたのは、蹴りでした。

いやもうあの長い脚で繰り出される蹴りが!最高過ぎて!

そんな脚上がる!?くらい高い蹴りがね…凄かったですよね…。

初見の時から最後までずっと思ってましたよね…あの脚に蹴られたい…←

今まで1回も感じたことないような性癖開発してきたこの罪は結構重いと思います。笑

 

で、もうね、マツは「ナイスボイス」なので…。

そこも素晴らしかったよね。

「俺以外は、俺が守る!」のとことかね…気失いそうでした。笑

日替わりアドリブの本音のコーナーでも、基本的にナポレオンボイスのままでいてくれたので最高でした。(内容は可愛すぎたけど笑)

ただまぁ乱闘シーン終盤の、「いい加減、目を覚ませぇぇ!」のところは、慣れればめちゃくちゃグッとくるシーンだったんですが、初見の時は、SHOCKのコウイチが頭を過ぎりました。発声が。笑

 

いやもう今思い出してもゾクゾクするぐらい本当にマツのナポレオンは最高でしたね。大好き過ぎた。

これで前髪上がってたりしたら、前髪上げ男子が好きすぎる私は多分もう全然直視出来なかったと思うので、前髪あるキャラで本当に良かったなって思ってる。笑

 

その割にカテコになると、ほにゃほにゃってなっちゃうマツもそれはそれで可愛すぎて死んだよね。愛しいの極み。

ジャニーズメンバーだけじゃなく、キャストさんみんながニコニコ見守ってくれてたのもなんかもう、ほっこりするやら嬉しいやらで…とっても幸せ空間でした。

あとアドリブとかじゃなくちゃんと台詞なんだけど、劇中でアイちゃんが「リンゴがどうして赤いのか調べたい」って言ったのに対して「リンゴは赤いから赤いんじゃねぇのか?」って無意味な回答するナポレオンが、あの一瞬だけ急にマツ感出ててめっちゃ可愛かったです。笑

 

 

あと特に印象に残っているキャラクターで言うと、まずウィルよね。

何故って、私これも一応予習のためにゲームやってみてたから(これも全然進めれてなくて最初に選んだナポレオンルート終わったの、公演千穐楽よりだいぶ後なんだけど笑)各キャラクターのゲームのビジュアルはわかってて行ったんだけど、

釣本南くんが演じるウィルはね、ビジュアルの再現度が、半端なく高かった!鳥肌立つレベル!

この公演の期間中、実際に観てもそうだしツイッターにキャストさんが上げてる写真ほんとにいっぱいあってそれも見てて、この世にはなんて綺麗な男たちがいるんだ…ってずっと思ってたんだけど笑、

でもウィル以外のキャラクターは、もちろん髪型・衣裳・メイク、すごく再現されてたけど、やっぱり人間がやってるから絵と一緒!!ってことはさすがに無くて、

舞台版は舞台版として成立されたビジュアルだなぁ、って感覚だったんだけど、

ウィルだけは!完全に再現されてた!

観劇終わってからゲーム内でウィル見てもやっぱり一緒だなぁって思ったもん。

これは本当に凄かった。

それでなのか何なのか、観劇中ウィルには結構視線引き付けられました。

1幕の途中、セバスを観劇に誘うシーンで、テンション上がりまくったセバスが暴走してハケて行った後、ウィルがボソッと呟くセリフが何パターンがあったけど、個人的には「情緒…」が一番好きでした。ツボだった。笑

キャラクター的にもクールというか、周りとは馴れ合わない冷たい空気をまとった人だったけど、2幕の日替わりの本音シーンで時々笑いこらえてるのめっちゃ可愛かったし、

カテコではいつの間にか真ん中で喋るマツに体ごと向けてニコニコお話聞いてくれるようになっていて(初日辺りはそんなことなかった気がする)、それもとても嬉しかったです。

 

あとは、太宰。

演じてた竹石悟朗さんは、多分とても面白い人なんだろうなと思う。笑

千穐楽のカテコの「竹石悟朗役の太宰治です」は笑ったなー。

劇中でも、ボケる役を一手に引き受けていて(あと時々テオ)、でもあの基本的に常に張り詰めた空気のお話の中で彼の存在はとても癒しだったし、

基本的に太宰は飄々とした立ち振る舞いをしていたので、大事なところで彼が発する言葉はとても優しくて、お屋敷のみんなのことを想っているんだなぁ…っていうのが伝わってくると同時にとても大人な雰囲気も感じて、

そのお芝居の緩急が、竹石さんとても素敵でした。

どう考えても一番仲良くなりたいのは竹石さんが演じる太宰だったなぁ。笑

終盤の乱闘も佳境の中、レオが伯爵を叱咤し「家族だろうが!」って言う辺りのシーン、洗脳されてない組が集結しているところでナポレオンのマントをきゅっとつまんでる太宰が死ぬほど可愛かったです。あれは反則。

 

あと好きだったのは、テオ。

テオを演じる横尾留尉さんもねー、結構おちゃめな人だと思うんだよね。

いやまぁボケコーナーあったからな。間違いないと思うんだけど。笑

色んなパターンあったけど、個人的には「T、T、テオドルスT!!」がだいぶ好きでした。笑

ただそうじゃないシーンはね、なんかココ!って明確なポイントが自分でもハッキリわかんないんだけど、カッコ良いな~って思いながら見てたんだよね。単純に見た目が好きだったのかも知れない。衣裳も好きだった。靴とか←

どこまでも兄のフィンセントを愛し、信じているテオがキャラクター的にもとても素敵でした。

ただテオは、キャラクター的には結構キツいこと言う人なんだけど、彼の口癖と言うかキメ台詞の中にある「駄犬!」(女性に対して)と言うのは、横尾さんのテオには似合ってなかったなって思ってる。おちゃめだから。笑

 

ヴラドは、キャラクターとしてもとても切なくて愛しかったけど、

それよりも、谷佳樹さん演じるヴラドを見ていて、ずっと「この世にこんなに美しい人間がいるのか…」って思ってました。

とてもヴラドが似合っておられました…美しかった…。

見惚れるってこういうことよね。素敵でした。

谷さんも楽しい方だったみたいで…私が行った公演ではそういうのはたまたまあんまり見られなかったけど、千穐楽のカテコ見ててもこのカンパニーを愛しているんだなぁっていうのが(いやみんなそうなんだけど特にね)笑顔から伝わってきました。

公演終わってから、谷さんがすごく細かくブログ上げてらっしゃる方だったんだと知って、去年や今年の稽古期間中のも含めてまとめて読んだんですけど、そこでカンパニーだけじゃなく、作品や彼の役への愛も感じられて良かったです。

ヴラドは本当に愛すべきキャラクターだったと思う。幸せになって欲しい…。

 

 

で、後ね。レオナルド役の松本幸大くん。

これはねー。拗らせましたね。いや、過去形じゃない。多分ずっと拗らせてる。笑

一応ゲームやったとは言え、ナポレオンルートの途中で観劇になった私は、レオのキャラクターとしての存在感が結構薄かったんですけどね。

そして幸大くんに関しては、勿論名前と顔は知ってましたが、どんな人かもあんまり知らないし、もちろん生で観るのもお芝居観るのも初めてだったんですけど。

 

いやぁ…レオ役やってる幸大くん…カッコ良かったなぁ…。ため息出る…。笑

 

なんかもう、何が良かったとかじゃなくて全部良かったです。

ビジュアルもそうだし、レオがタバコ吸うキャラだったのも良かったし、武闘派だったのも最高だったし、声もめちゃくちゃ良かったし。

そう、声が良かったんですよね。好きでした。発声が好きだった。

普通に喋る時と、張る時の緩急が良かったよねー。

「家族だろうが!」のとことか最高だったよね。

キャラクター的にも、洗脳されてないのに、屋敷のみんなを守る為に洗脳されてるフリして敵のど真ん中に突っ込んで行く役とか最高にカッコよくない?

頭脳派っていうか策士っていうかさ…いや、突っ込んで行ってるから頭脳派では無いのかも知れんけど…。笑

陰の立役者的なさ。そういうの大好きなんだよね。

 

あと、千穐楽カテコの幸大くんとマツの絡みめっちゃ好きでした。

幸大くんが感極まって泣いてる素振りを見せる→マツの方向いて目を押さえてるのでマツが肩ポンポンしてあげる→スンっとなる幸大くん→みんなが「どっちどっち!?」ってなる笑→「ザキさんに絡みたくなっちゃった」って言う幸大くん→「かまへんかまへん」っていうマツ

ってやつ。

可愛いの極みな2人だった。笑

 

なんかね、幸大くんを拗らせてるのか、レオを拗らせてるのか自分でもよくわかんないんですよね。笑

 

あれから、普段あんまり見ないISLAND TVを夜な夜な見たりして楽しんでます。

なんかでも、何でだろうな。普通にイケメンだとは思うけど別に私にとってタイプな顔とかじゃないのに(元々顔は知ってたからタイプだったらとっくに目を付けてる)、延々動画見れちゃうんだよな…声が好きなんだよなー。

でも私基本声で言えば低音ボイスな人が好きなんですけど、別にそうじゃないんだよなー。なのに声聞いてるとグッとハマるんだよなー。

あともう動画見てて一番ズキュンと来たのが、字がめちゃくちゃ綺麗。それは全然知らなかった。

書くの好きみたいですね。そりゃあんだけ綺麗な字書けたら楽しいよね。

あとね、いわゆる胸キュン台詞とか、ウインクとかキメ顔とか、そういうのサラっと出来るタイプなんですね、彼。

そういうの見て、キュンキュンするとかそういうのはさすがに私の年齢ではもうあんまり無くなってるけど、そういうことが自然にサラっと出来る人って、仕事を全うしてる感じがするじゃないですか。アイドルだから。

つまりは仕事出来る男って事なんですよ。私の中で。

そういうのはね、私は辰巳くんにも持ってる感情なんだけど、好きですね。

照れ無くスッとやってるの見ると、「キャー♡」とかじゃなくて、おぉ、デキる男だな…!って思います。デキる男が嫌いな人なんていないでしょ。

せっかくアイドルがやってくれてるのに「キャー♡」じゃないっていうのも、枯れてるなぁって思うけど。笑

そんなわけで今めちゃくちゃ株が急上昇してます…けどこれ以上沼にハマるわけにもいかないと思って(もうこれ以上掛け持ち増やすと大変…)、沼の周りをウロウロしてます。

でも、このイケヴァンでのレオというのは、ビジュアル的にもキャラ的にも結構強めの要素だったので、他だと彼がどんなお芝居するのかすっごく気になってしまっているところ…。

 

で、ゲームも、ナポレオンルートやってる時は、これ終わったら任務完了だなって思ってやってたんだけど(任務とは)、終わった後ついついレオナルドルート始めてしまったしね。笑

そしたらもうどう考えてもナポレオンよりレオナルドが好きでした。キャラ的に。

いやナポレオンも好きだったけどさー。

っていうか、私基本的に恋愛ゲーム的なの苦手だしもうそんなの純粋に楽しめる年齢じゃないんだけど、イケヴァンは小説読んでる気分で楽しめる。

キュンキュンドキドキはどうでもいいけど、続きが気になるというか…このキャラクターが抱えてるものは何なんだろうとかいうのが気になっちゃって、無課金でやれる程度に楽しんでます。

ナポレオンの時も、完全なヴァンパイアになってまで敵と戦いに行くところなんてめっちゃ切なくなりながら読んだからね。

なんかもう、ほんとに小説読んでる気分になるために全然他人の名前に変えようかなとか思ってるくらい。笑(毎回自分の気持ちを三択から選ばなくてはならないという恋愛ゲーム的要素が強い部分があるため、しっくり来なくても嫌だなと思ってまだ変えてないけど)

ナポレオンの時以上に続きが気になって、割と今ハマって読み進めています。

 

という状況なので、幸大くん拗らせてるんだかレオを拗らせてるんだかわからないんですよね。

でもゲーム内でレオのセリフ読んでるとやっぱり幸大くんのレオがチラつくんだよねー。(音声は最初からオフにしてる)

私お得意の、役に恋したやつかも知れない。「幸大くんが演じてるレオナルド」を拗らせてるのかも知れません。

 

 

 

 

すっごいどうでも良い話が長くなってしまった。しかも支離滅裂。笑

まぁそんなこんなで特に気になったキャラクターや役者さんのこと書きましたが、本当にみんなみんな好きでした!

ゲームしてても(先にゲームめっちゃやり込んでたら違ったかも知れないけど)、どのキャラクターも舞台版の皆さんがチラつきます。

明確に誰が主役っていうのがあんまり無かったのもこの作品の良かったところかなって思います。

表記としては、まぁちょっとここ曖昧なんですが、本当はジャニーズ勢4人が主演なんだろうけどマツだけがジュニアじゃないことでマツ、幸大くんとみけんくん福士くん、他のキャストさん、って言う感じのくくりだったけど、

ストーリー的には伯爵が主役でも違和感無いし、ヴラドでもだし(でも一応ヴラドはお屋敷メンバーからしたら敵側だから主役では無いのかな…)、ウィルが主役って見方も出来なくはないし、となると結局誰が主演ってわけでもないよね、って感じが全キャラを好きになれた理由の1つかなって思います。

あと、これは舞台版というよりゲームの設定からくる話ですが、登場人物が多いわりにほとんどが名前と、何をした人かは知ってる(有名な偉人ばっかだから)ことで、各キャラクターとか設定が頭に入って来やすかったも大きかったかな。

あの登場人物の多さで全員イチから覚えなくちゃならないとなると、多分私は全部は理解出来なかったと思うし、それぞれに感情移入することも無かったし、全員大好きになるところにまで至ることもなかったと思います。

あとストーリーの流れの中で、全然説明的な部分は無いのに各キャラクターの性格とか考えてることがスッと頭に入ってくるようになってた脚本も凄かったなって思ってます。

 

あと、多分ここまでこの作品にハマれたのは、ラスト3公演が無観客配信になって、観れなかったはずのものが観れたからっていうのも大きいと思います。

配信が決まった経緯が、本来は劇場でやるはずだった公演が無観客になった、というのがあるので、その公演に行くはずだった人からすればショックだったと思うからこんな風に言って良いかわからないけど、私は純粋にまた観られることになったのが本当に嬉しかった。

劇場で初日から3公演観て既に、素晴らしい作品だった!マツカッコ良かった!!っていう感情は十分に持って帰ってたけど、

更に3公演増え、劇場での臨場感には負けるけど、その代わり自分では観られなかったアングルだったりアップだったりで色んな人のこと見れたし、

今回グッズで上演台本があったので、台本見ながら観劇するという劇場では絶対不可能なことが出来て更に新たな発見が出来た部分もあったし、

何より単純に、回数重ねれば重ねるほどどんどん好きになるに決まっているわけで。元々好きだと感じていた作品だからこそですけど。

音楽や歌もどれも素敵で、それも歌詞を見ながら聴けたのも良かったしね。

このコロナ禍っていうこともあって、それぞれ色んな思いがあるとは思いますが、私は配信見られて本当に嬉しかったし良かったです。

千穐楽を一緒に迎えられて全キャストさんの挨拶が聞けたのも嬉しかったし。

 

とてもとても大切な作品になってしまいました。

行く前は、本当にこんなにハマるとは思ってなかった。

もうお屋敷のみんなやヴラド一行に会いたくて仕方ありません。

Episode.0は観てないけど、あの当時もやってることは知ってて、雑誌の記事とかは大体見てたので、その時から色々紆余曲折あったことも知ってるし、

正直最初にEpisode.1にマツが急遽出るってなった時は「はぁ!?」って思ったけど(マツ忙しかったから)(今年の状況考えたら去年よりヤバいけど笑)、

今は、マツが出なければこの作品に私が出会うことは無かったから、マツにとても感謝しているし、

ぜひこれからも再演というか続編?があったら良いなぁってすごくすごく願っています。

ただ、Episode.0もEpisode.1も、ゲームの世界が始まる(主人公の女の子が屋敷に迷い込んでくる)前のお話、という設定で、だからこそ舞台版成立してると思うし、あの舞台版イケヴァンに主役の女の子出て来て恋愛のお話になってしまうとなんかそれは違うなって感じがするので、今回のBルートのラストで女の子が現れてしまったの結構引っかかってるんだけどね…続編無いの…?っていう。

Episode.0がどういうラストだったか知らないから、どういう造り方してるのか分からないし何とも言えないけど。

 

あと、予期せず今回でジャニーズとして舞台に立つ福士くんを見納めることになるとは思っておらず衝撃でした。

私にとってもある意味MADEのメンバーは特別なので(だからEpisode.0も観劇はしてないけど雑誌とかはチェックしてた)、今回とみけんくんと福士くんに会えるのも嬉しかったし、

福士くんの演じるアーサー素敵だったし、何よりあぁいうビジュアルとかメイクがとても映える綺麗なお顔してるなぁ…って思ってたんだけど…。

彼は役者のお仕事続けてますが、もしイケヴァン続編あったとしても、アーサーは変わってしまうんでしょうかね…これまでの流れで言ったら。

それはツラいなぁ。

Episode.0から観てる方はまた違う感覚かも知れないけど、私はEpisode.1で出会って、この2021年のEpisode.1のカンパニーとても好きになったので、またこのカンパニーでみんなに会えたら良いのになぁって思っています。

 

 

千穐楽見届けて結構日にち経ちますが、絶賛イケヴァンロス継続中です!!

多分当分抜け出せない作品だと思います。

 

 

★私的観劇公演★

シアター1010

2021年4月23日

2021年4月24日 昼・夜公演

2021年4月28日 (配信)

2021年4月29日 昼・夜公演(ともに配信)

 

f:id:kuroneko_stars:20210520150909j:plain

f:id:kuroneko_stars:20210520150943j:plain

色んなグッズがあったのにジャニーズ勢だけパンフ以外絡まなかったの残念だったなぁ。

まぁ他作品でもそうなんでしょうけど。

 

f:id:kuroneko_stars:20210520151106j:plain

初日のアドリブコーナーで話題になったのを皮切りにキャスト陣のツイッター等でも度々登場した、ジャニーズ4人からの初日祝いのお菓子(写真左)

あんだけ言われたら買っちゃうよね~しかも劇場が入ってるのと同じマルイで売ってたからねぇ。

とても美味しかったです。イケヴァンの大事な思い出のひとつ。