いつもそこにあるもの

好きな人たちを好きなように応援していたいと願うただのひねくれオタク。そんな私の主に現場の記録とか彼らに対する思いとか。良い感情も悪い感情も残します。

「Top of Ace」を聴いてCDショップへ走った話 - 「DAN DAN Dance!!」発売おめでとうございました

2019.9.25. A.B.C-Z 7thシングル 「DAN DAN Dance!!」 

 

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発売おめでとうございました。

 

 

この曲良いよね~。

すごい気に入ってます。

楽しくてハッピーソングなんだけど、曲調的にもただの能天気ソングではないし、振り付けもサビの手振りはキャッチ―だけど超複雑ステップ踏んでるし、間奏とかのダンスめっちゃカッコいいし。

 

「Black Sugar」でセクシー路線に思いっきり振り切って、「Going with Zephyr」で大人オシャレ路線に振り切って、「DAN DAN Dance!!」で良き所に着地したっていう感じ。

今年のこれまでのリリース曲ほど極端じゃないけれど、「大人」路線に行くことはブレずに徹底してくれた結果、今のA.B.C-Zの良いところがいっぱい詰まった素敵な曲がリリースされたなぁ、と思うと嬉しいです。

 

 

さて、こっから結構ネガティブな話します。

 

 

 

 

どうしてもリリースとなると気にしてしまうのがランキングです。

気にしてしまう、じゃないな。気にしなくてはならないのが、ランキングですね。

 

「Black Sugar」は辛かった。

この曲で1位を取らせてあげたかった。

私としてはこの曲で取ることに意味があった。

でも叶わなかった。

悔しかった。

 

「Going with Zephyr」は、複雑な気持ちだった。

正直言うと、アルバムだからシングルとは単純に値段が違うので、予約段階でシングル買う時ほどの枚数を買うことには躊躇いがあった。

で、実際発売されて、アルバム聴いて、個人的にあんまり好きになれなかったので(前にブログに書いてるのでもういいよね)、買い足すのを私は実はやめた。

そしたら、1位と3千枚の差で2位だった。

3千枚なんて…なんとか出来たんじゃないか…と思った(そりゃ私一人では無理よ?笑)

更に複雑な気持ちになった。

買い足さなかったことを後悔した。でも、気に入ってないCDを買い足すことは果たして正しいことなのか?

ぐるぐるもやもやした。

 

そして、「DAN DAN Dance!!」発売決定。

まただよ。また敵が強過ぎる。

正直なことを言うと、私はすぐに1位を諦めた。

多分売り上げの桁が違うはずだ。

なので、私は自分の必要最低限(特典欲しい分だけ)を予約していた。

河合くんが「1位取りたい」って明言した。「ヒルナンデス!」でも言っていたけど、私はその前にツアーの神戸2日目夜で、それを聞いた。

とてもとても揺れた。

「JOYしたいキモチ」の時、私の原動力はLBT福岡での河合くんの「1位取りたい」っていう一言だけだった。

その思い出は逆に私を今回かなり困惑させた。

今年は福岡でも、神戸1日目、2日目昼でも言わなかったから、強敵だし、今回はそういうことは言わないのかなって勝手に思ってた。

でも違った。

大好きな河合くんが1位取りたいって言ってるのに…がんばらなくて良いのか私。

とてもとても悩んだ。

とりあえず会場予約限定のソロMVは既に予約して5人分貰って満足していた。

増やすか?

悩んで予約せずに帰った。

大阪公演に行っても2日間ずっと悩んだ。でも結局会場では増やさなかった。

 

何度かこのブログで書いていることだけど、別に私は全然裕福なわけじゃない。

必死で働いて働いてオタク活動をしている。

お金が必要なのはCDだけじゃない。現場のチケット代も、遠征費も、グッズや写真代も、お金はいっぱいかかる。

当たり前の話だけど働いた分全部オタク活動につぎ込んでいいわけでもない。

悩んだ。めちゃくちゃ悩んだ。

河合くんがヒルナンデス!で1位取りたいって言った時も。ラジオで言った時も。

ライブ会場の予約はもう出来ないけど、ショップで増やすことは出来る。

ただ、今、お金を、既に予約しているのと同じCDに費やすことが果たして正しいのか。

悩んで悩んで悩んで、結局私は増やさなかった。

理由は、「多分1位は取れないから」

それだけだった。河合くん、ごめんね、という気持ちでいっぱいだった。

 

 

そして、いざ発売。

フラゲ日のデイリーランキング見てビックリした。

私的には強敵が2組いるつもりでいて、3位以下でもおかしくないと思ってたら2位だった。

やっぱり1位には枚数が程遠いけど、A.B.C-Zとしての初動の枚数としても悪くはない(別に良くもないけど)

これ、今回悪くはない結果になるんじゃないの?と思った。

が、しかし。

2日目以降、目を見張るほどの急落だった。

それはそれでまたビックリした。

もはや売上枚数もさっぱりわからない。

 

悩んだ。

買い足すかどうか。

まぁ1位は無理だ。

でも、順位も大切だけど、順位が振るわなくても、枚数が上がれば評価は上がるかも知れない。

世間一般は順位しか見ないけど、中の人は枚数も見るでしょ?

そして私はこのシングルがとても好きだ。アルバムの時とは違う。

この夏、ツアー回ってとっても楽しかった思い出がいっぱい詰まった曲だ。

その感謝だって伝えたい。

 

河合くんがブログ毎日更新1年を達成したのも大きかった。

ツイッターに書いたけど、彼は何の明言も宣言も約束もせず、知らない間に毎日更新は始まっていて、もう途切れるかな、途切れるかな、と思っても結局途切れることなく、黙ったまま1年を達成した。

そしてそれ以降も続けてくれている。

1年経過したことにすら触れず。

あのエゴサめっちゃする河合くんが、オタクが祝っているのに、1年続けた事に気づいていないはずがない。笑

もう本当に、カッコ良過ぎて、自慢の自担だ。

 

この感謝を伝えるには、CDを買うべきなのでは、と思った。

 

You Tubeのこともそう。

これまで、メンバーが再生回数について触れた事なんて一度も無かった。

回数の伸びが、言及するほどの事が無かったからかも知れないし、単純に彼らも気にしたことが無かったのかもしれない。

わからないけど、今回はツアー中からずっと再生回数の話をしていた。

多分、最初にこれまでより伸びが良かったのは、みんなツアーで「DAN DAN Dance!!」を踊りたくて振付が見たかったからじゃないかなーって私は勝手に分析してるんだけど、

それによりスタートダッシュがこれまでより良かったお陰でメンバーが気づいてくれた。

「再生回数多いのがかっけぇ」という河合くんの発言が生まれた。

それを聞いてファンは更に回した。

回数が上がるたびに河合くん、とっつー、そしてはっしーも、喜びを表現してくれた。

嬉しくなってファンは更に回した。

この流れが私はとても好きだった。

A.B.C-Zを盛り上げるのはメンバーだけじゃない。ファンだけでもない。

相乗効果が生まれてるのが嬉しかった。

上を見ればキリが無いので、世間的に見れば回数の伸びが遅いのも、少ないのもよくわかってる。

でも、A.B.C-Zとしてこれまで無かった数字っていうのは、ひとつの進歩だ。

「JOYしたいキモチ」とも、私があんなに穴が開くほど見た「Black Sugar」とも、かけ離れた数字になっている。

とはいえこちらは、タダで映像を見せてもらっているだけなのに、それを気にして喜んで褒めてくれたメンバー。

 

そこに感謝を伝えるには、CDを買うべきなのでは。

 

もうそこまで思うならさっさと買えよって話なんですが、まだ迷ってました。

だってやっぱり1位は取れない。

だったらそのお金、別のことに使うべきなんじゃないか、っていうのがどうしてもあるんだよね。

次のリリースに取っておくのもひとつの手だし。

 

 

結局、迷いがあるのでとりあえずネットで追加注文するのはやめました。

初週カウント最終日の日曜、塚ちゃんのアイスの広告とタワレコマルビルのパネルを見る為に梅田に出ることになったので、その時、買うかどうか決めることにしました。

 

そして日曜日。

まだ迷ったまま私は梅田に向かっていました。

「DAN DAN Dance!!」をBGMに。

 

ここで唐突にカップリングの話なんですが、私は今回のカップリングの中で断トツに好きなのが「Top of Ace」です。

曲調がめちゃくちゃ好きで。

これはもう、ライブで聴きたい!ぜひとも五関様に振付して頂きたい!と思いながら、とても気に入って聴いていました。

(ラジオでもパフォーマンスありきで観て欲しいって五関様言ってたし期待出来る)

 

「Going with Zephyr」の感想ブログの時に書きましたが、私はCDを買っても歌詞カードを全く見ないという悪い癖があります。

なので、この曲も勿論全く見てなくて、なんとなく、上を目指してがんばる曲、くらいに捉えておりました。

落ちサビ前の五関様~河合くんの歌割まじで天才だな、とかそんな感想しか持ってませんでした。

 

発売日からずっと全曲ぐるぐる聴いてますが、サビの「届かないことはない」の後がハッキリ聞き取れなくて、何て言ってるのかなー?って思ってました。

そう思っても歌詞カード開かないのが私の悪い癖です…。笑

そして、梅田への道中、突然、不意に聞き取れたんです。

 

「そう思わないといけない」

 

!?!?!?!?!?ってなった。

「そう思わないといけない」?

「そう思わないと行けない」?

何て言うかな…つまり、「have to」か、「can't go」か?

後者であってくれと思いながら慌てて歌詞を調べましたが、ひらがなでした。

「届かないことはない、そう思わないと(高みには)行けない」なら、私が思っていた通りの曲だし希望もある。

でもこの部分がひらがなということは、「届かないことはない、そう思わなければならない」という意味になる。

 

急激に胸が苦しくなった。

 

まぁこれは捉え方の問題なので、「届かないことはない、そう思ってがんばっていこう!」っていうポジティブな考え方もあるけど、

私はもう、根っこが超ネガティブ人間なので、急激に、A.B.C-Zの5人がめちゃくちゃに縛り付けられている気持ちになりました。

 

なんせ曲調が気に入ってたので曲メインで聴いてたんですが、やっと初めてちゃんと、他の部分も歌詞をしっかり聴きとろうという姿勢で聴きました。

そしたら辛くて辛くて仕方なくなってしまった。

「ここで立ち止まる時間はもうない」「何かを探してる時間はもう無い」

とか。

 

いや、あのね。

これが仮にメンバーの誰かの発信の言葉(ブログとか雑誌とか)だったらそれはもう辛いの仕方ないけど、そうではないし、もちろん作詞もメンバーではない。

A.B.C-Zがどうとかではなく1つの曲として、ただの作品として捉えるべきなんだろうけど。

でも実際彼らの現状があるわけで。

その上で彼らにこの曲を歌われては、もうどうしても彼らの悲痛の叫びにしか聴こえなくて。

 

彼らが本当の本心、現状についてどう思ってるのか知らない。

「もっと売れたい」って思ってるのは伝わってる。

でもそれは向上心とか、先を見た時の部分であって、「現状」に対してどう思っているのかは、本当のところはわからない。

でも、この数年ファンをやっていて、彼らを見ていて、私だって色々思うところはある。

なんかそれを全部この曲で言葉にされたみたいで怖かった。

苦しさとか、焦りとか、そういうのあんまり、あるだろうなとは思うけど、こっちサイドには見せないのに、急に真正面からぶつけられたような気がしてしまったのです。

勿論、実際彼らがどういう気持ちでこの曲を歌っているのかはわからないけどね。

日常のそういう困難と戦っているファンを励まそうと思って歌ってるかも知れないし。

 

ただもう私はネガティブ人間なので、一度ネガティブな考えになるとそっちに突っ走る癖があるので…。

苦しみ、追い詰められながら歌っている5人の画が浮かんでしまって離れなくなった。

 

前日までカッコイイ曲だな~って思って聴いていたのに、歌詞が聞き取れた瞬間に急激に辛くなって、いたたまれなくて、泣きながらCDショップに走った。

そして何の迷いもなくCDを追加購入した。

 

1位取れないから買わなくていいや、なんて思ってゴメン。

私が数枚買ったところで何も変わらないし、なんて思ってゴメン。

 

A.B.C-Zが大好きなのに。

ずっと5人で笑ってて欲しいのに。

あらゆる数字が小さくても、いや小さいからこそ、それを底上げ出来るのはファンしかいない。

これからもリリースが続いて欲しいし、ライブもして欲しいし、舞台も続けて欲しい。

その為には、ランキングが何位になっても、売上枚数が1枚でも多くできるなら最初からそうすべきだった。

 

とはいえ結局衝動買いで買える枚数にも限りがあり、大した枚数買ったわけじゃないので何も偉そうなことは言えません。

結局私の買った合計枚数で見ても、「JOYしたいキモチ」より「Black Sugar」より少ない枚数になってしまった。

でも、ぐずぐず言ってそのままにして、後からやっぱり初週に買えば良かった、ってなるよりは良かったかなって思います。

 

 

ファンの形なんて何が正しいかわからない。

JOYの時も書いた(と思う)けど、同じCDをたくさん買うことがファンのあるべき姿だなんて思わないし、それが正義だとも思わない。

そんなお金の使い方は、オタクとしてはあるあるでも、一般の社会人目線で見れば無駄遣いでしかないと正直思う。

それもあるから今回は本当に最後の最後まで悩んだ。

とりあえず自分の悔いは残さず済んで良かったな、とは思ってるけど。

 

 

オタクやってて得られることの8割はハッピーなことだけど、大事に想うがゆえに辛く苦しいことも結構あるよな、って思う。

 

いつか彼らの明るい未来が一緒に見られますように。

「Top of Ace」を聴いて、「そんな苦しい時もあったね〜」と笑える未来が来ますように。

 

セールスランキング2位おめでとう。

次こそ1位狙おうね。売上枚数ももっと上げていきたいね。